書いた書評が掲載されました。
郭南燕著『志賀直哉で「世界文学」を読み解く』『比較文学』 59巻、2017年、213-215頁。
『比較文学』に書評を書かせていただくのは二回目でしょうか。
学会誌の華は書評で、ここだけは届くとすぐ読んでしまいますね。
あまり一般の人の目に触れる機会がないのが残念ですが、
(おもしろいものは)新聞書評の百倍おもしろいですよ。
後藤篤さんより共著書と論集をご恵投いただきました。
後藤さんは前者に「逸脱の修辞学――『ロリータ』におけるロードの法」、後者に「翻訳のポリティクスーーウラジーミル・ナボコフのジョージ・スタイナー批判をめぐって」という論文をご寄稿されています。
後者は非売品のようで、入手がむずかしかったのでうれしいです。
後者にはいまをときめく松本健二先生、宮下遼先生などもご寄稿されていますね。
後藤さん、まことにありがとうございました。
川島隆さんから共著書をご恵投いただきました。
川島さんは「「革命なんかに入らなければよかった!」-―ヨハンナ・シュピーリ後期作品に見る労働運動のモチーフ」という章をお書きになられています。
2014年10月に京都府立大学でおこなわれた日本独文学会秋季研究発表会を出発点にした共同研究の内容をまとめたもののようで、西尾宇広さんほか若手の研究者が多く論考をよせています。
最近各方面からいただいてばかりで恐縮です。
(関係ないですが、首が痛くてまわりません)