11月16日(土)、日本比較文学会東北支部の大会でお話しさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
くわしくはこちら↓
貞廣先生より共著書をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。
中山悟視編著『ヒッピー世代の先覚者たち――対抗文化とアメリカの伝統』小鳥遊書房
以下のような構成になっています。
序章(中山悟視)
第Ⅰ部:反逆と文学、反逆の文学
1章.超越主義の伝統と音楽的身体の共振――『オン・ザ・ロード』からソローへ(小椋道晃)
2章.エマソンとヒッピーとの共振点――反権威主義と信仰(亀山博之)
3章.<文化>への不満としてのポー――南部、ケルト、アメリカ文学史の形成(貞廣真紀)
4章.「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ――ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離(大森昭生)
5章.流れと対抗――ヘンリー・ミラーの「エンカウンター」という試み(井出達郎)
6章.ウィリアム・サローヤンとヒッピー文化――「美しい白い馬の夏」を読む(舌津智之)
7章.ヒッピーと笑い――ヴォネガットが愛したドタバタ喜劇(中山悟視)第Ⅱ部:抵抗とメディア、抵抗のメディア
8章.ウッドストック世代のロックとその先輩たち(村上東)
9章.エルビス・プレスリーの文化的定位(飯田清志)
10章.デッド・エンド、バッド・シーズ――『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学(塚田幸光)
11章.ソロー・リバイバルと対抗文化の作法――アメリカ精神文化の想像力(中垣恒太郎)
12章.ナット・ターナーは再復活されうるか?――ネイト・パーカーの『バース・オブ・ネイション』を巡る騒動とその顛末(白川恵子)継承されるヒッピー文化
しかし藤井光氏は翻訳だけでなく、よく書きますね。しかもほとんどの共著書でとりをかざっていますね。
トーマス・ベルンハルト『アムラス』初見基・飯島雄太郎訳、河出書房新社
訳者の飯島雄太郎さんからご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。
W・G・ゼーバルトを読んでいたとき、影響をうけたというオーストリアの作家、ベルンハルトも気になったことを思い出しました。
どうしてぼくたちは、まだ生きなければならないのか。死病にかかった母のための一家心中未遂で父母を失い、塔に幽閉された兄弟の静謐なる惨劇『アムラス』、ウィーンの街を散歩しながらエーラーは発狂した友人についてえんえんと語り続ける。軽快にして暗澹たるスラップスティック『行く』。深淵を通り、深淵のなかへつきすすむトーマス・ベルンハルトのおそるべき傑作。
野中進先生より、ご著書をご恵投いただきました。
Сусуму Нонака, Сокровенные тропы поэтика поэтика стиля Андрея Платонова. Белград: Логос, 2019.
恥ずかしながらプラトーノフにくわしいわけではまったくないので、こちらで勉強させていただきたいと思います。
野中先生、どうもありがとうございました。
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