訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

訳したもの

ウラジーミル・ナボコフ「ヴェラへの手紙」『すばる』2017年12月号

本日発売の『すばる』12月号に、ナボコフ「ヴェラへの手紙」を訳出しております。 ウラジーミル・ナボコフ「ヴェラへの手紙」『すばる』2017年12月号、224―244頁。 『ヴェラへの手紙』は2014年に刊行されたナボコフが妻ヴェラにあてた書簡集です。 原書は800…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房⑧:書評まとめ

ありがたいことに、モレッティ『遠読』の書評をいくつかいただいております。 ほかにも発見次第、このエントリに随時追加していきます。 7月10日 円城塔さん書評(『朝日新聞』) モレッティは本書を、文学の変化とは隣の地域へと新たな形式が広がっていく「…

『ナボコフの塊ーーエッセイ集1921-1975』作品社⑦:刊行になりました。

編訳した『ナボコフの塊――エッセイ集1921―1975』が本日刊行になりました。 よろしくお願いいたします。 <本商品の特徴> ・日本語完全オリジナル編集 ・ロシア語・英語・フランス語のエッセイをすべて原語より翻訳 ・全39編(ロシア語19編、英語19編、仏語1…

『ナボコフの塊ーーエッセイ集1921-1975』作品社⑥:見本できました。

ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフの塊――エッセイ集1921―1975』(作品社)も見本できました。 7月4日取次搬入、7月6日ごろから書店にならぶ予定です。 クリーム色の表紙に、タイトル部分黒、英題が銀色の箔押しになっております。 恒例差し込み付録「ナボコ…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房⑦:訳者あとがきが(ほぼ)読めます

現在、発売中のフランコ・モレッティ『遠読』ですが、「訳者あとがき」が(ほぼ)読めるようになっています。 amazonのサイトからはいって、「なか見!検索!」で読むことができます。 11000字、15頁の「訳者あとがき」のうち、12頁、8000字ぐらいが読めるよ…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房⑥:図一部紹介

モレッティ『遠読』ですが、どういった内容なのか、紹介文だけからではなかなか伝わらない部分も大きいと思います。 背の帯には「21世紀の文学研究」と書いてありますが、一体どの辺が新しいのか? それを端的にわかってもらうには、実は文章ではなく、図を…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房⑤:訂正

おかげさまで共訳書が刊行になりました(今井亮一、落合一樹、高橋知之との共訳)。 (ただし青山ブックセンター表参道店に発売日の11日行ったところ、おいていませんでした……) 誤植、誤訳の訂正があればこの日付のブログに順次アップしていく予定です。 77…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房④:書影、紹介エッセイ

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』は明日11日発売です。東京の大型書店ではすでに店頭に並んでいるのではないか、と思います。 共訳者の今井さんが、みすず書房の特設ウェブサイトにエッセイを寄稿してくれました。 www.msz.co.jp…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房③(追記あり)

①はこちら、②はこちら。 サブタイトルが「<世界文学システム>への挑戦」に決まりました。 価格が当初の4500円から4600円(税抜き)になってしまったのですが、 なぜか現在、Amazonでは100円引きの4500円で予約できています。 カバー画像がみすず書房のサイ…

フランコ・モレッティ『遠読』みすず書房②:目次など

どうやら、『ナボコフの塊』よりフランコ・モレッティ『遠読』(みすず書房)のほうが先に出そうです。タイトルの(仮)もとれました。 目次 近代ヨーロッパ文学――地理的なスケッチ 世界文学への試論 文学の屠場 プラネット・ハリウッド さらなる試論 進化、…

フランコ・モレッティ『遠読(仮)』みすず書房①

もう一件、来年の出版予定について告知しておきます。 『ナボコフの塊(仮)』(作品社より刊行予定)と並行して目下すすめている翻訳(共訳)が、フランコ・モレッティ『遠読(仮)』(みすず書房より刊行予定)になります。 フランコ・モレッティはスタン…

ダニーラ・ダヴィドフ「望遠鏡」(『早稲田文学 2015年冬号』)

『早稲田文学』に短編小説の翻訳が掲載されました。 ダニーラ・ダヴィドフ「望遠鏡」『早稲田文学 2015年冬号』 12-18頁。 ダニーラ・ダヴィドフは1977年生まれのロシアの作家・詩人で、編集者としても活躍しています。近年は詩人・編集者としての活動が目立…

ドミトリイ・バーキン『出身国』群像社

ドミトリイ・バーキンの短編集『出身国』が刊行されました。 物語の中心にいるのは、肉体的にも精神的にも損なわれた男たち。極度の虚栄心、被害妄想、度し難い破壊衝動、金銭への病的な執着、信頼の欠如からくる孤立、肥大したエゴからくる傲慢、独我論的世…

シギズムンド・クルジジャノフスキイ『未来の回想』

無事発売になったようです。 未来の回想作者: シギズムンド・クルジジャノフスキイ,秋草俊一郎出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2013/10/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (53件) を見る 版元ドットコムでも送料無料で購入できます。 …

ドミトリイ・バーキン「出身国」in『波』

新潮社のPR誌『波』に訳した短編が掲載されました。 ドミトリイ・バーキン「出身国」『波』、2013年3月号、42−51頁 以前紹介を書いた作家の短篇集の表題作になります。 沼野充義氏による先駆的な紹介はこちら。 『波』のページ。 http://www.shinchosha.co.j…

瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集

共訳した本が刊行されました。シギズムンド・クルジジャノフスキイ(上田洋子、秋草俊一郎訳) 『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』松籟社 瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集作者: シギズムンド・クルジジャノフスキイ,上田洋子,秋草俊一郎出版社/メ…

講演「比較できないものを比較する」in『文藝』

以前お知らせしたシンポジウムでのデイヴィッド・ダムロッシュ教授による英語講演の全訳「比較できないものを比較する」が『文藝』の2012年春季号に掲載されました(私も訳者の一人として参加しました)。本号は特集「世界文学とは何か?」と銘打たれ、ダム…

ナボコフ全短篇

ナボコフ全短篇作者: ウラジーミル・ナボコフ,秋草俊一郎,諫早勇一,貝澤哉,加藤光也,杉本一直,沼野充義,毛利公美,若島正出版社/メーカー: 作品社発売日: 2011/07/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (12件) を見る『ナボコフ全…

デイヴィッド・ダムロッシュ『世界文学とは何か?』目次

ちなみに表紙は『ドリトル先生』にでてくる「オシツオサレツ」をモチーフに作ってもらったもので、日本語版オリジナルです。世界文学とは何か?作者: デイヴィッド・ダムロッシュ,秋草俊一郎,奥彩子,桐山大介,小松真帆,平塚隼介,山辺弦出版社/メーカー: 国書…