訳すのは「私」ブログ

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ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』

訳者の谷崎由依さんからジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』をご恵投いただきました。

ピュリッツァー賞・全米批評家協会賞・ロサンゼルス・タイムズ文学賞受賞!


元パンクロッカーで、現在は有名音楽プロデューサーとなったベニー。そして、有能きわまりないが、盗癖を持つその助手のサーシャ。二人がそれぞれにたどる人生は、ささやかな波瀾に満ちていて……。
二人からはじまった物語は、それぞれに抱える過去にさかのぼり、彼らと関わった人々につながっていく。ニューヨーク、サンフランシスコ、アフリカ、ナポリと場所を移し、過去から未来まで自在に行き来しながら描き出されるさまざまな人生の断片は、はたしてどこに行きつくのか。
胸を打つ詩情と圧倒的な筆力でアメリカ文学界を席巻した傑作長篇。


ならずものがやってくる

ならずものがやってくる


谷崎さん、ありがとうございます。