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訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

シギズムンド・クルジジャノフスキイ『未来の回想』

訳したもの 告知

無事発売になったようです。


未来の回想

未来の回想


版元ドットコムでも送料無料で購入できます。


内容紹介


時間にとり憑かれた男、マクシミリアン・シュテレルは自分の生涯を「時間切断機」ことタイム・マシンの制作にささげる。折しも時は激動の二〇世紀、戦争や革命がシュテレルと彼の「マシン」に襲いかかる。シュテレルはマシンを完成させ、未来へと脱出することができるのか──


著者について


ウクライナポーランド貴族の家庭に生まれる。キエフ大学法学部に在学中から詩やエッセーを発表。大学卒業後は弁護士助手として働くが、1917年のロシア革命で裁判制度が変わったあおりをうけて失業。以後、音楽院・演劇スタジオなどで講師として文学・演劇・音楽などの歴史と理論を教えて生活の糧を得た。
1919年、短篇「ヤコービと《あたかも(ヤーコブィ)》」を発表して作家デビュー。活動の舞台をキエフから新首都モスクワへ移し、小説・エッセー・評論のみならず、舞台・映画シナリオ等の多岐のジャンルに渡って創作を展開。200を越える作品を残したが、生前にはそれらが書籍にまとめられることはなく、以後の文学史でも忘れ去られた存在になってしまった。ペレストロイカ期に「再発見」され、五巻本の著作集が刊行された。他言語への翻訳も進み、近年、国際的評価が急速に高まっている。
日本では2012年に作品集『瞳孔の中』(松籟社)が、2013年には初期短編集『神童のための童話集』(河出書房新社)が刊行されている。


大森望さんから推薦文をいただきました。ありがとうございます。

こんなものすごいタイムトラベルSFが今から80年以上も前に書かれていたとは。
空前絶後の独創的時間理論に茫然。これはまさしく、物語のタイム・マシンだ。


大森望

なお、現在、版元の松籟社のページか、
iPadZineから、
クルジジャノフスキイの短編「クヴァドラトゥリン」が無料でダウンロードできるようになっています。




瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集

瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集



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