ボストンでは初めて本格的な積雪がありました。
The Nabokovianの71号に
“I could never resist the temptation to scribble on sheets of hotel paper”: Where did Nabokov Spend the Night on 19th September 1952?
というごく短い文章を寄稿しました。
内容はナボコフの伝記的事実についてのものですね。
タイトルが長すぎですが。
ここのアパートメント・ハウスについての新情報?です。
(““I could never resist the temptation to scribble on sheets of hotel paper”: Where did Nabokov Spend the Night on 19th September 1952?,” The Nabokovian. The Vladimir Nabokov Society. Number 71. 2013. pp. 14-16.)
The Nabokovianはアメリカに本部を置くThe Vladimir Nabokov Societyの会誌で、
年二回発行されています。30年以上のあいだ発行され続けている一番の「老舗」ですね。
ブライアン・ボイドの膨大な『アーダ』註釈も連載中で、ナボコフ研究者は一度は全部の目次をチェックしておくべきですね。
ナボコフ研究をするうえでは、英語の専門的ジャーナルでは
・The Nabokovian(日本からでも定期購読可能)
・Nabokov Studies (International Nabokov Societyの会誌)
・Nabokov Online Journal(NOJ、個人はメールを送れば無料で閲覧できる)
あたりをおさえておくのが基本中の基本かと。