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訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

『いま、世界で読まれている105冊』

いただきもの

中丸禎子さんから共著書をご恵贈いただきました。中丸さん、ありがとうございます。


『いま、世界で読まれている105冊』(テン・ブックス)

★83人が紹介する63カ国(自治領含む)105冊のイチオシ本

英語からエスペラントまで世界の言語に通じる研究者、翻訳家、ジャーナリストが、日本未翻訳のおススメ本(主に文学作品)を紹介する、日本初の試みです。

大国ロシアから、小さなツバルまで、いま読むに値する作品を網羅するなかで、日本語に翻訳される機会が少なく、なかなか紹介されてこなかった国々の作品を積極的に取り上げました。


中丸さんはスウェーデン語のヨナス・ハッセン・ケミーリ『片目は赤』を紹介されていますね。
「移民の中でも貧しい層に属する一〇代が、社会への反抗として話す言語」「スウェーデン語に英語やトルコ語その他出身地の言語や、若者言葉をミックスした」「リンケビュー・スウェーデン語」で書かれた移民文学ということで、自分の専門と重なる部分もあり、興味深く読みました。


未訳本を紹介する、という企画は一昔前には(英語系などでは)よくあったような気がするのですが、
今はそういった情報を読者が求めていないのか、あるいはブログなどに移ったのか(おそらく両方)、
とんと見なくなりましたね。


そういった中では各国語の専門家に依頼して本を集めたという点では、なかなかおもしろい試みですね。


いま、世界で読まれている105冊 2013 (eau bleu issue)

いま、世界で読まれている105冊 2013 (eau bleu issue)