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ジュビレ・クレーマー『メディア、使者、伝達作用――メディア性の「形而上学」の試み――』

共同研究者の川島隆さんから共訳書をいただきました。


ジュビレ・クレーマー『メディア、使者、伝達作用――メディア性の「形而上学」の試み――』(宇和川雄、勝山紘子、川島隆、永畑紗織訳、晃洋書房、2014年)

メディア、使者、伝達作用―メディア性の「形而上学」の試み

メディア、使者、伝達作用―メディア性の「形而上学」の試み


著者のジュビレ・クレーマーという人については巻末の解説によると以下の通りです。

本書は二〇〇八年にズーアカンプ社から刊行された、Sybille Krämer.Medium, Bote, Übertragung: kleine Metaphysik der Medialitätの全訳である。著者のジュビレ・クレーマーは、一九八九年から二〇一三年までベルリン自由大学で哲学の教授を務めた。主要な研究分野は、近世哲学における認識論と数学の関係、言語行為論/コミュニケーション論、さらにはメディア哲学まで、多岐にわたる。本書は著者のメディア哲学方面の主著である。297頁

女性研究者のようですね。


川島さん、ありがとうございました。