訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

ナボコフ・エッセイ集(仮) ①

連日、泊まり込みで幕張のICCEESに来ております。


作品社の刊行予定がでたようなので、
こちらで訳者として少しコメント&予告しておきます。




・予告ではタイトルは『ナボコフ・エッセイ集』となっていますが、これは(仮)のもので、現段階では未定です。



・刊行時期も現段階で未定です。訳者としてみなさんに早くお目にかけられるよう全力を尽くしております(よく翻訳書などで予告より刊行が遅れるものがあると、訳者が原稿を遅らせているように思われたりしますが、実は出版社側の事情〔契約だったり、営業上の理由だったりいろいろあります〕で遅れていることも多いのです)。



・『ナボコフ・エッセイ集』には原著にあたる本はありません。私の名前が(編訳)としてクレジットされているのはそのためです。日本語版完全オリジナルです。



ナボコフのエッセイ集としては英語ではインタヴュー・エッセイ集Strong Opinonsが知られていますが(というか本として刊行されているのはこれしかない)、ここに収録されていないものも多数入る予定です。というより、8割以上がここに入っていないものになります。



・当然ながら、英語だけでなく、ロシア語エッセイも多数入ります。またフランス語のものも入ります。もちろん重訳なしの原語からの直接訳です。




・99パーセント本邦初訳です。もちろん全編新訳になります。




・30篇以上収録する予定です。




ほかに告知したほうがいいことを、あとで思いつけば追記いたします。


内容・目次についても、ここで少しずつ告知していきたいと思います。