今年1月に呼んでいただいた「熊大文学フォーラム」の成果報告書がでました。
「「日本文学はどれぐらい世界文学なのかという問い」と、「世界文学はどれぐらい日本文学なのかという問い」について」井上暁子編『越境する世界文学』熊本大学文学部、2015年、25-40頁。
私の文章は残念ながら『UP』連載をまとめたものになっておりますが、
ほかのパネリストの文章はどれも興味深いものですので、よろしければお手にとってみてください。
以下に目次をあげておきます。
井上暁子 まえがき
畑亜弥子「文化を翻訳する――1920年代のフランスにおける東洋」 1
山辺弦「亡命の時空 キューバ作家カルベール・カセイおける英語/西語短編の比較」 13
秋草俊一郎「日本文学はどれぐらい世界文学なのかという問い」と、「世界文学はどれぐらい日本文学なのかという問い」について 25
鵜戸聡「世界文学の彼方、あるいは此方の文学へ」 41
残部が2、3部手元にありますので、必要な方は個人的に会った際にでもお声がけください。