訳すのは「私」ブログ

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『英米文学における父の諸変奏――安田章一郎先生百寿記念論集』(英宝社)

ご共著書を中田晶子先生からご恵贈いただきました。

 

 

  鈴木俊次、滝川睦、平林美都子、山口均編『英米文学における父の諸変奏――安田章一郎先生百寿記念論集』、英宝社、2016

 

中田先生は「顕在と潜在―ナボコフにおける父の形象」という論文を寄稿しておられます(サブタイトルどおりナボコフの主要作品における父親像をたどった論文になっています。たしかにナボコフにとって重要なのは圧倒的に母より父なんですよね)。

 

中田先生、ありがとうございました。

 

まだ拾い読みの段階ですが、昨年、愛知学院大学でお会いした山口均先生の「TSE@IAS」もおもしろかったです。原爆の父オッペンハイマーがT・S・エリオットのファンだったという意外さ。

 

 

例によってAmazonは少部数の本はまともに扱ってくれないようですが、

版元の英宝社には在庫があると思います。