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訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

ドミトリイ・バーキン『奈落に落ちて』(ISIAメディア出版社、ライプツィヒ、2016)を買ってみた

その他

2015年4月に亡くなったドミトリイ・バーキンの本が今年の2月にでていたので、驚いてとりよせてみました。

 

なぜかドイツの出版社といろいろうさんくさい感じでしたが、

注文したらわりあい早くつきました。価格も送料込みで15ユーロ、

クレジットカードで問題なく決済できました。

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現物はこんな感じ。

ここでも多少内容を読むことができます。

 

内容ですが、実質バーキンの「全集」といっていいと思います。

(なお、タイトルは『出身国』にも収録した短編「奈落に落ちて」からとられています。)

 

 

・『出身国』に収録した短編7編に加えて、

既発表・単行本未収録の短編3編、未発表1編。

 

・未完の長編『死から誕生へ』から3章(うち2章は初公開)。

 

・若書きの歴史小説の断片

 

・執筆予定だった中編小説のための断片

 

・既出インタヴュー1本(追記:工藤羊さんという方がウェブ上で翻訳してくれていました

 

・軍隊勤務中に両親に送った手紙

 

・父45歳の記念に書いた詩

 

上記に加えて、編集者の回想、書評の再録、批評家の解説などが載っています。

序文は父親の作家ゲンナジイ・ボチャロフによる息子への追悼文です。

 

とりあえずわかったこととしては、

やはり長編は未完のままだったことでしょうか。

(60ページほど)

 

7割以上既読の文章だったのは残念ですが、

まあ仕方ありません。