訳すのは「私」ブログ

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ナボコフのアーカイヴを訪ねて⑰ ハーヴァード大学ホートン図書館

長らくハーヴァードのアーカイヴを観てきましたが、最後はやっぱりハーヴァード大学のホートン図書館です。

 

ハーヴァードの図書館については以前ケンブリッジ・ボストンの「ナボコフ・ツアー」をしたときに書きました。

yakusunohawatashi.hatenablog.com

70以上ある図書館のなかで、作家の原稿や手紙を一手にあつめているのが、このホートン図書館です。

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この図書館にも膨大な資料があります(一般的にはキーツ、ディッキンソンのコレクションで有名)。

 

入って左手の展示室には数か月後にかわるコレクションの展示があり、週に一度か二度、司書の方がコレクションを案内してくれるツアーがありますし、ときどき朝ごはんをふるまってくれたりします(!)。

 

ナボコフ関係に限っても非常に充実しており、

・出版社ニューディレクションズとのやりとりやゲラ、

ウィリアム・ジェイムズの息子ビリーとのやりとり、

比較文学者ハリー・レヴィンとのやりとり、

・その他旧蔵書

など膨大な資料を閲覧することができます(撮影も可能)。

 

今回でアーカイヴシリーズはいったん終わりますが、

また別な場所に行くことがあれば、更新したいと思います。

 

資料の充実度 ★★★★

使いやすさ  ★★★★★

観光地度 ★★★★