訳すのは「私」ブログ

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藤野功一編著『アメリカン・モダニズムと大衆文学』金星堂

千代田夏夫先生から共著書、 藤野功一編著『アメリカン・モダニズムと大衆文学』(金星堂)をご恵投賜りました。誠にありがとうございます。

 

藤野功一 序――アメリカン・モダニズムと大衆文学のつながり   1−26

早瀬博範 ガートルード・スタインとセレブリティ・モダニズム 27−59

高橋美知子  ゼルダフィッツジェラルドの決定不可能なテクスト 60−84

千代田夏夫  F・スコット・フィッツジェラルド第一次世界大戦 85−107

中村嘉雄 優生学ヘミングウェイ 108−143

藤野功一 メディアへの愛  144−172

樋渡真理子 フォークナー再売り出し  173−203

塚田幸光 「大衆」とフォト・テクスト 204−226

永尾悟 人種を語る自伝的言語の構築 227−250

山下昇 ラルフ・エリスンモダニズムと大衆文学・文化 251−275

 

主に九州のアメリカ文学者が寄稿した論文集です。

 

千代田先生は「F・スコット・フィッツジェラルド第一次世界大戦」という論文を寄稿されています。

 

あとは藤野功一先生「メディアへの愛」、樋渡真理子先生「フォークナー再売り出し」、早瀬博範先生「ガートルード・スタインとセレブリティ・モダニズム」も自分の関心からとても勉強になりました。