いただきもの
『ハインリッヒ・フォン・クライスト──「政治的なるもの」をめぐる文学』(インスクリプト)を西尾宇広先生からご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 かっこいい帯文。 www.inscript.co.jp 目次 まえがき クライスト略伝 わたしの言う自由と…
ジャスティン・ジャメールさんから詩集をいただきました。 Justin Jamail, Exchangeable Bonds, Hanging Loose Press. 2018 ジャスティン、どうもありがとうございました! ひとつ詩を紹介してみました。 ふたつの出会い シープ・メドウ ぼくがはじめて セン…
マキシム・シュライヤー先生からいただきました。 Максим Д. Шраер, Исчезновение Залмана: Рассказы, Москва: Книжники, 2017. 『ザルマンの失踪』、表題作をふくむ短篇集で、「ユダヤ人の生活」シリーズの一冊です。このシリーズにはシュライヤー先生のお…
山辺弦さんより、ご訳書をご恵投たまわりました。 ギジェルモ・カブレラ・インファンテ『気まぐれニンフ』山辺弦訳、水声社 インファンテの没後に出版された作品とのことです。 《もう40年以上も前のことなのに、いまだに彼女の姿をまさにいま見ているかのよ…
頭木弘樹さんからご新著を恵投いただきました。 NHKラジオ深夜便の「絶望名言」をまとめ、さらに+αしたもの、とのことです。 頭木さんは私の尊敬する文筆家のひとりで、そのアンソロジーに参加・協力できたのは今年うれしかったことのひとつです。 yakus…
訳者の宮下遼先生からご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 オルハン・パムク『赤い髪の女』宮下遼訳、早川書房 www.hayakawabooks.com パムクの最新作ということで、拝読するのが楽しみです。 ありがとうございました。
トーマス・ベルンハルト『アムラス』初見基・飯島雄太郎訳、河出書房新社 訳者の飯島雄太郎さんからご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。 W・G・ゼーバルトを読んでいたとき、影響をうけたというオーストリアの作家、ベルンハルトも気にな…
武田将明先生からご恵投たまわりました。武田先生、どうもありがとうございます。 大変豪華な執筆陣になっております。 www.sanshusha.co.jp 三修社は最近さかんに英米物の文学研究書をだしていますね。 三修社と言えばドイツ語、というイメージが強いので、…
富士川義之先生よりご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 以下のサイトには「新訳」とありますが、 正確には訳者あとがきで書かれているとおり、 1978年の講談社の『世界文学全集』収録の「改訳」ですね。 以前新潮文庫の福田訳で読みました…
野中進先生より、ご著書をご恵投いただきました。 Сусуму Нонака, Сокровенные тропы поэтика поэтика стиля Андрея Платонова. Белград: Логос, 2019. 恥ずかしながらプラトーノフにくわしいわけではまったくないので、こちらで勉強させていただきたいと思…
武田将明先生にご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 東京大学教養学部編『東京大学駒場スタイル』東京大学出版会、2019年。 www.utp.or.jp
高橋知之さんより、ご著書をご恵投いただきました。 高橋さん、出版おめでとうございます。そしてありがとうございました。 このような大著を年少の研究者からいただいてしまい、責任を感じています。 高橋知之『ロシア近代文学の青春――反省と直接性のあいだ…
中村ともえさんからご著書をお送りいただきました。 中村ともえ『谷崎潤一郎論――近代小説の条件』青簡社、2019年 以下に目次をあげさせていただきます。 凡例 はじめに 序章 小説に筋をもたらすこと――『刺青』から『蓼喰ふ虫』まで 第一部 芸術の中の小説 「…
また鵜戸さんからいただきました。どうもありがとうございます。 カメル・ダーウド『もうひとつの『異邦人』――ムルソー再捜査』鵜戸聡訳、水声社 カミュ『異邦人』を殺されたアラブ人の側から語りなおすという本書は、(すでに刊行以降、日本でも書評がいく…
千代田夏夫先生から共著書、 藤野功一編著『アメリカン・モダニズムと大衆文学』(金星堂)をご恵投賜りました。誠にありがとうございます。 藤野功一 序――アメリカン・モダニズムと大衆文学のつながり 1−26 早瀬博範 ガートルード・スタインとセレブリテ…
小澤裕之さんにご著書『理知のむこう ダニイル・ハルムスの手法と詩学』 をいただきました。どうもありがとうございました。 ハルムスの活動を意味をこえた「ザーウミ」として同時代の文学運動のなかでとらえなおすもので、勉強になりました。 ぱっとみでは…
福田さんにご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 フィリップ・アモン『イマジュリーーー19世紀における文学とイメージ』中井敦子・福田美雪・野村正人・吉田典子訳、水声社。 四章の以下の一節に、はっとさせられました。 だから文学はポスターと…
巽由樹子先生からご恵投賜りました。ありがとうございます。 巽由樹子『ツァーリと大衆――近代ロシアの読書の社会学』東京大学出版会 最近読書史や文化史に興味をもっていることもあってか、たいへん面白く読みました。 革命前ロシアでインテリゲンツィアとも…
今野喜和人編『翻訳とアダプテーションの倫理――ジャンルとメディアを越えて』(春風社) 中村ともえ先生より賜りました。どうもありがとうございます。 目次|contents はじめに 第一部 翻訳の倫理 第一章 馴化された翻訳と澁澤龍彦―法律、政治と文学【ステ…
貞廣真紀先生からご恵投賜りました。 倉橋洋子・髙尾直知・竹野富美子・城戸光世編著『繋がりの詩学――近代アメリカの知的独立と〈知のコミュニティ〉の形成』彩流社 早速、古屋耕平「想像の世界文学共同体──マーガレット・フラーの『ゲーテとの対話』翻訳」…
友人のローレン・グッドマンから新著をもらいました。 Loren Goodman, Non-existent Facts, otata's bookshelf, 2018. 一編訳してみました。世界最速の翻訳です。 別の有名なアーチャーのスイス人、 アブラハム・テルは、息子のイサクの頭から 弓矢でリンゴ…
武田将明先生と落合一樹さんにご恵贈賜りました。 ありがとうございました。 www.kaibunsha.co.jp
中村ともえさんからご恵投賜りました。ありがとうございます。 大浦康介編『日本の文学理論――アンソロジー』(水声社) 序 大浦康介著 概説 大浦康介著 中村ともえ著. 小説の主脳は人情なり-『小説神髄』より-坪内逍遥著. 直ぐ人生の隣りにゐる-「散文…
貞廣真紀先生から共著書をご恵投いただきました。 中西佳世子、林以知郎編『海洋国家アメリカの文学的想像力――海軍言説とアンテベラムの作家たち』開文社出版、2018年。 貞廣先生は「島嶼国家アメリカへの道── 再建期、大西洋横断通信ケーブル、ホイットマン…
頭木弘樹編『絶望図書館――立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』ちくま文庫 頭木さんからご恵贈いただく。カフカの名紹介者として著名な著者がはじめて編んだアンソロジー。読者に「寄り添う」という立場が鮮明で、アンソロジーづくりのひ…
奥彩子先生からご共著書のご恵投いただきました。 小川公代、村田真一、吉村和明編『文学とアダプテーション――ヨーロッパの文化的変容』春風社 最近、「アダプテーション」が流行なのでしょうか。 先日は波戸岡先生の『映画原作派のためのアダプテーション入…
訳者の野谷文昭先生より、ご恵投賜りました。恐縮しております。 「ボラーニョ・コレクション」の最終巻ということで、完結もおめでとうございます。 いまどき外国文学で「コレクション」が出せるのはすごいですね。それだけ日本でもファンがいるということ…
訳者の武田先生にご恵投いただきました。ありがとうございます。 中公文庫版で読みましたが、めっぽう面白かった記憶があります。 以前、ある先生が「カミュの『ペスト』よりおもしろい」と言っていましたが、 それも納得です。 解説も充実しているようで、…
後藤篤さんから共著書『読者ネットワークの拡大と文学環境の変化 ─19世紀以降にみる英米出版事情』(音羽書房鶴見書店)をいただきました。 後藤さんは「書物の流離譚――『ロリータ』の大西洋横断的ネットワーク」という章をお書きになっています。 全11章+…
川島隆さんからまたまたご共著をいただいてしまいました。 どうもありがとうございます。 出版元のサイト https://www.choeisha.com/pub/books/56124.html スイスをスイスたらしめているものは何なのか。文学、芸術、言語、歴史などの総合的な視座から、小さ…