訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

書評

井波書評

井波律子氏による『ナボコフ全短篇』の書評が10月2日の毎日新聞に掲載されていました。「夢と断絶の迷路にいざなう万華鏡」というタイトルで、いくつかの短篇については、かなりたちいって筋を紹介されています。ありがとうございます。しかし、一節の「…

武田書評

『図書新聞』の9月24日号に、イギリス文学者の武田将明氏によるダムロッシュ『世界文学とは何か?』の書評が掲載されていました。手際よく内容を紹介しながら、かなり専門的にも踏みこんだものなっています。ありがとうございました。個人的にはこの書評を読…

風巻書評

だいぶ間が開いてしまいました。 風巻毅氏による『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』の書評が、三省堂書店公式ブログ『神保町の匠』にアップされていました。本の紹介だけでなく、拙論にも触れていただき、ありがとうございました。本の売り手側の意…

北代書評

日本通訳翻訳学会の電子ジャーナル『翻訳研究への招待』6号に『ナボコフ 訳すのは「私」』の書評が掲載されていました。評者は翻訳家として長いキャリアのある北代美和子氏。拙著に対する学術系の書評は初めてですね。しかも文学系ではなく翻訳研究系の方か…

後藤書評+『図書新聞』

7月30日号の『図書新聞』に、後藤篤氏による『ナボコフ 訳すのは「私」』の書評が掲載されています。評者の後藤氏は若手ナボコフ研究者ですが、それらしい、内容に踏み込んだ、学術的な観点からの批判も組み入れた評をいただいたことをお礼申し上げます。限…

円城書評+「道化師の蝶」

作家の円城塔氏による『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』の書評が、7月8日の『週刊 読書人』に掲載されていました。『書きなおす〜』に対するもの、というよりは昨今の日本におけるナボコフ関連書籍ラッシュについてのもの、という感じですね。あ…

竹内書評

竹内恵子氏による『ナボコフ 訳すのは「私」』への書評が『週刊読書人』7月1日号に掲載されていました。分量に見合った内容の濃い紹介で、多方面から本について触れてくださっていますが、ナボコフの研究におけるいくつかの<ギャップ>というか落差(「モダ…

松永書評

松永美穂氏が6月26日の朝日新聞に『世界文学とは何か?』の書評を書いてくださいました。これも大きなスペースをとっての紹介ですね。ありがとうございます。ドイツ文学者の評者らしく、カフカやゲーテなど、『世界文学とは何か?』のドイツ文学方面について…

今福書評

今福龍太氏による書評が6月13日の読売新聞にでていました。ありがとうございます。朝日新聞と同じ『ローラのオリジナル』とあわせての書評で、六章「訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』――樹影譚としての翻訳論」に注目したという点も少し似ていますね。ただ、…

鴻巣書評

デイヴィッド・ダムロッシュ『世界文学とは何か?』を、5月22日の毎日新聞「今週の本棚」で、鴻巣友季子氏が大きくとりあげてくださいました。一般紙では一番大きい2000字の大書評を使って「翻訳書を読むすべての人たちにお薦めしたい一冊」との紹介は望外と…

山形書評

もう結構前になってしまうのですが、山形浩生氏による書評が出ていました(ナボコフ『ローラのオリジナル』と合わせてのもの)。 山形氏とはまったく面識がない&「文学関係者」でもないにもかかわらず、評を書いていただけたということは(書評は本来そうあ…