共編書『世界文学アンソロジー いまからはじめる』(三省堂)に「問い」を実装しました。
【既刊情報】『世界文学アンソロジー いまからはじめる』の読者の方から、高校や大学の授業で使ってみたい。その際に利用できるような「問い」の例がほしい、という声をお寄せいただきました。また、既訳があるものについては,翻訳をくらべてみたいので、既訳リストがほしい、という声も。
— 三省堂一般書出版部 (@sanseido_gen) November 28, 2019
【既刊情報】『世界文学アンソロジー いまからはじめる』について、上記のご要望におこたえし、弊社HPからダウンロードできるウェブコンテンツをご用意しました。順次、更新していきます。ご利用ください。https://t.co/Q28abrArXj
— 三省堂一般書出版部 (@sanseido_gen) November 28, 2019
上の頁の下部にある「発問例集」をクリックしてワードファイルをダウンロードして適宜おつかいください。
以下に、各作品を整理して理解し、あるいは深く読んで味わうための「問い」を、散文作品を中心にしめしてみました。もちろん、それぞれの問いは必ずしも一義的に答えが定まるものとはかぎりません。読書会や、授業でつかう場合など、参考にしてください。
たとえば、インドの作家プレームチャンドの「わたしの兄さん」の場合だと、
プレームチャンド(インド)「私の兄さん」
○作品が書かれた当時のインドの状況について調べてみよう。
○兄弟が勉強させられている内容や科目はなんだろうか。まとめてみよう。
○なぜ、作品のなかで学校の勉強が大事とされているのか、考えてみよう。
○「兄さん」の立場で「私」のような弟が家族にいたらどうだろうか。考えてみよう。
のような感じです。本書をさらに楽しむための一助としてもらえればと思います。