だいぶ前に試写を拝見した映画の公開が6月20日に決まったようです。
映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」
監督はアレクセイ・ゲルマン・ジュニア。
主演のミラン・マリッチが「むくつけき」男ドブラートフを見事に演じています。
フルジャノフスキー監督が、ノーベル文学賞受賞詩人ヨシフ・ブロツキーの生涯を描いた「一部屋半、あるいは故郷へのセンチメンタル・ジャーニー」(2008、日本未公開)を思い出すところもあり。
「ドブラートフ」のほうにもブロツキーは出てきますが、
当時のレニングラードの文学シーンの様子が(関係者的には)見どころのひとつでしょう。
成文社(じゃなくてもいいけど)は既刊二冊の邦訳を
再刊してあげてください。