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西成彦『声の文学――出来事から人間の言葉へ』(新曜社)

著者よりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。

 

西成彦『声の文学――出来事から人間の言葉へ』(新曜社

 

小説の中で囁かれる声、あるいは「研究」のために収集されなくてはならなかった声。その多くは「非主流者」達の「個」としての複数の抵抗の声であり、歴史のうねりの大きさを象徴する。「声」が力強い言葉へと文脈化される道程を追う画期的な書。戦時性暴力、ジェノサイド、ミソジニー。あらゆる暴力下に生きた人々の「声」を我々の現在の「生」へと結びつける。 

 

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