訳すのは「私」ブログ

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小森謙一郎・戸塚学・北村紗衣編『人文学のレッスン 文学・芸術・歴史』水声社

戸塚学さん、福田美雪さんよりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。

 

近頃叩かれがちな「人文学」ですが、

専門家によるリレー講義を受けている感覚で楽しめそうです。

 

はじめに

第一部 ことばを読む

1 言葉の形を読む――横光利一『蠅』の形式と文体(戸塚 学)
2 日記と小説――ムージル「トンカ」にみる文学の射程(桂 元嗣)
3 ジャポニスムへの情熱――ゴンクールの『日記』に記された美術革命(福田美雪)
4 ラフカディオ・ハーンアメリカにおける受容――新聞記事でたどる「読み」の系譜(リンジー・モリソン)

第二部 芸術の現場

5 もしも私が女なら――シェイクスピア劇と舞台芸術の異性装(北村紗衣)
6 女性史美術館へようこそ――展示という語りと語り直し(小森真樹)
7 日本のアマチュア演劇の多様な世界(片山幹生)
8 舞台の上のシンデレラ――ロッシーニ、パヴェージ、イズアール(嶋内博愛)

第三部 描かれる歴史

9 その変化をもたらす知はだれのものか――中世の「日本図」と文字資料をあわせ読む(高橋一樹)
10 人類の至宝!?――中国ムスリムの「ハン・キターブ」(黒岩 高)
11 子どもたちが記憶する第一次世界大戦――北フランスの占領とその後(舘 葉月)
12 歴史と記憶違い――フロイトの場合(小森謙一郎)

おわりに

質問箱――Q&A  
謝辞 

 

 

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