野谷先生より、御訳書をいただきました。どうもありがとうございます。
ガブリエル・ガルシア=マルケス『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』野谷文昭編訳、河出文庫
こちら、「傑作選」とわざわざ銘打ってあるだけあって、どれも傑作です。
「大佐に手紙は来ない」「美しい水死者」など、短編集の表題に使われる有名な作品がずらりと並んでいますが、最近私が好きなのは最後の「光は水に似る」です。
野谷先生の翻訳で再読するのが楽しみです。
どうも、ありがとうございました。
目次
大佐に手紙は来ない
火曜日のシエスタ
ついにその日が
この町に泥棒はいない
バルタサルの奇跡の午後
巨大な翼をもつひどく年老いた男
この世で一番美しい水死者
純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語
聖女
光は水に似る
解題
語りの魔術に掛かる――編訳者解説
文庫版編訳者あとがき