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訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

Nabokov@Wellesley1: Wellesley College

ケンブリッジ市は前回まででひとくぎり。今度は周辺のゆかりの地をめぐってみましょう。


1940年にアメリカにやって来たナボコフはいくつかの大学で講師として仕事をしていました。ウェルズリー大学もそのうちのひとつでした。とりあえず、1941年から42年にかけてResident Lecturerの職を得ました。

ウェルズリーの学生たちにかこまれて(1942)。

Nabokov liked Wellesley from the start, not least for its appreciation of him. He would later praise the purity of its scholarship, less marred by academic jockeying for prestige and position than neighboring Harvard. [. . .] he came to enjoy the winding walks through Wellesley's wooded campus, the ivy-twined trees, the innumerable flowers, and gray Lake Waban. AY 36

ウェルズリー大学はウェルズリー市にある女子大学です。リベラル・アーツ・カレッジの中でも名門として知られ、ヒラリー・クリントンなど著名な卒業生も多い大学です。



ウェルズリー市はボストンの郊外、西に約20キロほどのところにある大学町です。ボストンからはコミューターレイルで30分ほど、アメリカの閑静な大学町を絵に描いたようなところでした。ナボコフが気に入った、というのもうなずけました。




まるで英国のような厳かなキャンパス。



ナボコフの英詩「亡命」をどことなく思わせる椅子たち。



キャンパス内にあるワバン湖はありえない広さ。


図書館にはナボコフのSpecial Collectionも収蔵されています。


女子大らしくlovelyなキャンパスでした。ほかにもディヴィス・ミュージアムというかなり大きな美術館が無料で公開されています。600万ドルで購入したというジャクソン・ポロックをはじめとして見応えのある美術館でした。