訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

日本比較文学会東北支部編『問題としての「アメリカ」――比較文学・比較文化の視点から』晃洋書房

高橋由貴先生からご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 日本比較文学会東北支部編『問題としての「アメリカ」――比較文学・比較文化の視点から』晃洋書房 国も個人も時代も、影響を受けずにはいられない存在、アメリカ。近代日本文学・文化の領域…

頭木弘樹『食べることと出すこと』医学書院

頭木弘樹さんからご著書を恵投いただきました。 頭木弘樹『食べることと出すこと』医学書院 出版社の紹介から引用します。 「食べて出すだけ」の人生は……なんて素晴らしいのだろう! 「飢えから、栄養不足による飢えを引いたもの」を体験した人はあまりいない…

書評まとめ

書評を書かせていただく機会が増えてきたこともあり、 一度いままで書いたものをこのエントリにまとめておきます(随時追加します)。 「David Damrosch, What Is World Literature? Princeton, New Jersey, Princeton UP, 2003, 324pp+xiii」『Slavistika』…

「村上春樹『一人称単数』どう読む」『読売新聞』2020年8月1日夕刊

本日の『読売新聞』夕刊に「村上春樹『一人称単数』どう読む」というお題で 文章を寄稿させていただきました(800字)。 よろしければご覧ください。 村上春樹さんの新刊「一人称単数」を、プロの読み手はどう読んだのか。1日付け夕刊文化面に、翻訳家の鴻…

ソ連より愛をこめて――冷戦期日本における文化交流とソフトパワー

論文を寄稿しました。 「ソ連より愛をこめて――冷戦期日本における文化交流とソフトパワー」『れにくさ』10巻1号、28 - 41頁、2020年4月 今回の『れにくさ』は沼野充義退職記念号で、二巻本です。 私の論文はこんな感じです。 いずれ電子化されて誰でも見れる…

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)

著書『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)が刊行されました。 www.utp.or.jp 日本の「世界文学全集」から・・・ アメリカの大学で使用されている最新の「世界文学アンソロジー」から… 百年前、ソヴィエト・ロシアで刊行されていた「…

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』詳細目次

今週刊行されます 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の詳細目次を公開します。 凡例 序章 「世界文学」とはなにか――ヴェルトリテラトゥーアの野望 1827-2019 1 ワイマールの邸宅で 2 ゲーテのまねびによって 3 「世界文学全集…

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』見本出来

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の見本ができてきました。

書評:佐藤=ロスベアグ・ナナ『学問としての翻訳』みすず書房

書評を現在刊行中の『図書新聞』に寄稿しました。 「「学問としての翻訳」を日本に探り出そうとする試み 佐藤=ロスベアグ・ナナ『学問としての翻訳』みすず書房」『図書新聞』3454号、2020年7月4日。 2000字超書いております。 『図書新聞』は全国書店だけ…

【刊行日&目次】『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会

(一部の方には)大変お待たせしております。 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の刊行日が出ています。多くのオンライン書店では7月10日となっています。 本書は日本・ソ連・アメリカで、いろいろな「世界文学全集」の内容を実際…

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』正誤表

※このエントリに『「世界文学」はつくられる――1827-2020』の正誤表をアップする予定です。

ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス

訳者の金子奈美さんからご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス バスク語で創作する世界的な作家として著名な、ベルナルド・アチャガの550頁を超す大作です…

映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」

だいぶ前に試写を拝見した映画の公開が6月20日に決まったようです。 映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」 dovlatov.net 監督はアレクセイ・ゲルマン・ジュニア。 主演のミラン・マリッチが「むくつけき」男ドブラートフを見事に演じています。 フ…

コーリー・スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』鴻巣友季子・竹内要江・木下眞穂・ラッシャー貴子・手嶋由美子・井口富美子訳、左右社

『日本経済新聞』5月23日に書評を寄稿しました。 コーリー・スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』鴻巣友季子・竹内要江・木下眞穂・ラッシャー貴子・手嶋由美子・井口富美子訳、左右社 www.nikkei.com

[告知]『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会

三冊目の単著の刊行が来月に迫りました。 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会 www.utp.or.jp 本ブログでも随時内容を告知していきます。 よろしくお願いいたします。

沼野充義『徹夜の塊3 世界文学論』作品社

沼野充義先生からご著書をご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 沼野充義『徹夜の塊3 世界文学論』作品社 700ページをこす浩瀚な本になります。 www.hanmoto.com この本についてはとてもすぐに読み切れるような内容ではないですが、 第三部の…

沼野恭子『ロシア万華鏡――社会・文学・芸術』五柳書院

沼野恭子先生よりご著書をご恵投いただきました。 沼野恭子『ロシア万華鏡――社会・文学・芸術』五柳書院 ロシアの風土に生きる人々の暮らし、笑い、活力、そして懐しさ−。東京外国語大学教授・沼野恭子が2007年よりおよそ10年間に書き溜めたロシアに関…

中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』三弥井書店

中丸禎子さんからご共著書を恵投賜りました。 中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』三弥井書店 目次は次のようになっています。 まえがき(中丸禎子)◇シンポジウム◇「高畑勲の《世界》と《日本…

イサーク・バーベリ「公共図書館」(1916年) [※自粛翻訳]

公共図書館 イサーク・バーベリ 足を踏みいれればすぐ、そこが書物の王国だとわかる。図書館で働く人々は本と親しみ、そこに映った人生に親しんでいるせいで、自分自身、生きた本物の人間の影と化している。 受付係の男ですら、謎めいた静けさを身に纏い、思…

三原芳秋・渡邊英理・鵜戸聡編『クリティカル・ワード 文学理論 読み方を学び文学と出会いなおす』フィルムアート社

鵜戸聡さんより、編書を恵投たまわりました。誠にありがとうございます。 三原芳秋・渡邊英理・鵜戸聡編『クリティカル・ワード 文学理論 読み方を学び文学と出会いなおす』フィルムアート社 かなり固い理論的説明から、初学者向けのブックガイドまで 幅広い…

奥彩子・鵜戸聡・中村隆之・福嶋伸洋編『世界の文学、文学の世界』松籟社

編者の奥彩子さんより共編書をご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。 以下が目次になっています。 【イタリア】 ヴァスコ・プラトリーニ『ヴァンダ』【イタリア】 [訳]小久保真理江【シリア】 ザカリーヤー・ターミル『十日目の虎たち』 […

日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告

学会誌『通訳翻訳研究』19号(2019年)に、 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」を書きました。 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」『通訳翻訳研究』19号、2019年、177-179頁。 以下の例会の報告になります。 yakusunohawatashi.hatenablo…

大宮勘一郎、橘宏亮、西尾宇広、R・クリューガー、G・ノイマン、W・ハーマッハー、H・ベーメ『ハインリッヒ・フォン・クライスト──「政治的なるもの」をめぐる文学』インスクリプト

『ハインリッヒ・フォン・クライスト──「政治的なるもの」をめぐる文学』(インスクリプト)を西尾宇広先生からご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 かっこいい帯文。 www.inscript.co.jp 目次 まえがき クライスト略伝 わたしの言う自由と…

アンソロジーのなかのナボコフ⑯Jill Krementz, The Writer's Image (1980)..

今回紹介するのは写真集です。ナボコフを写した写真集には単独で写したものもありますが、ほかの作家の写真といっしょにアンソロジーのようになっているものもあります。 Jill Krementz, The Writer's Image, David R Godine Pub. 1980. 『アメリカのナボコ…

モーシン・ハミッド『西への出口』藤井光訳、新潮クレストブックス

モーシン・ハミッド『西への出口』(藤井光訳)の書評を書かせていただきました。『日経新聞』2月15日号です。以下からも会員登録で無料で読むことができます。 www.nikkei.com

アンソロジーのなかのナボコフ⑮Writers at Work: The Paris Review Interviews Fourth Series, New York: Viking Press,1976.

久しぶりになってしまったシリーズですが、今回はこちら。 George Plimpton ed., Writers at Work: The Paris Review Interviews Fourth Series, New York: Viking Press,1976. 『パリ・レヴュー』誌の作家インタヴューは内容が充実していることで有名です。…

Justin Jamail, Exchangeable Bonds, Hanging Loose Press. 2018

ジャスティン・ジャメールさんから詩集をいただきました。 Justin Jamail, Exchangeable Bonds, Hanging Loose Press. 2018 ジャスティン、どうもありがとうございました! ひとつ詩を紹介してみました。 ふたつの出会い シープ・メドウ 最初、ぼくが セント…

Максим Д. Шраер, Исчезновение Залмана: Рассказы, Москва: Книжники, 2017.

マキシム・シュライヤー先生からいただきました。 Максим Д. Шраер, Исчезновение Залмана: Рассказы, Москва: Книжники, 2017. 『ザルマンの失踪』、表題作をふくむ短篇集で、「ユダヤ人の生活」シリーズの一冊です。このシリーズにはシュライヤー先生のお…

ノーベル文学賞関連コメント

ノーベル文学賞の1969年の選考過程の資料が開示された件について、依頼されてコメントをしました。 www3.nhk.or.jp

2020年展望

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2020年の刊行予定をアップしておきます。 ・(単著)『世界文学論(仮)タイトル未定』某大学出版社、2020年前半 本格的かつまったく新しいタイプの研究書です。日・米・ソの世界文学をあ…