訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』見本出来

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の見本ができてきました。

書評:佐藤=ロスベアグ・ナナ『学問としての翻訳』みすず書房

書評を現在刊行中の『図書新聞』に寄稿しました。 「「学問としての翻訳」を日本に探り出そうとする試み 佐藤=ロスベアグ・ナナ『学問としての翻訳』みすず書房」『図書新聞』3454号、2020年7月4日。 2000字超書いております。 『図書新聞』は全国書店だけ…

【刊行日&目次】『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会

(一部の方には)大変お待たせしております。 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の刊行日が出ています。多くのオンライン書店では7月10日となっています。 本書は日本・ソ連・アメリカで、いろいろな「世界文学全集」の内容を実際…

『「世界文学」はつくられる――1827-2020』正誤表

※このエントリに『「世界文学」はつくられる――1827-2020』の正誤表をアップする予定です。

ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス

訳者の金子奈美さんからご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス バスク語で創作する世界的な作家として著名な、ベルナルド・アチャガの550頁を超す大作です…

映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」

だいぶ前に試写を拝見した映画の公開が6月20日に決まったようです。 映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」 dovlatov.net 監督はアレクセイ・ゲルマン・ジュニア。 主演のミラン・マリッチが「むくつけき」男ドブラートフを見事に演じています。 フ…

コーリー・スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』鴻巣友季子・竹内要江・木下眞穂・ラッシャー貴子・手嶋由美子・井口富美子訳、左右社

『日本経済新聞』5月23日に書評を寄稿しました。 コーリー・スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』鴻巣友季子・竹内要江・木下眞穂・ラッシャー貴子・手嶋由美子・井口富美子訳、左右社 www.nikkei.com

[告知]『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会

三冊目の単著の刊行が来月に迫りました。 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会 www.utp.or.jp 本ブログでも随時内容を告知していきます。 よろしくお願いいたします。

沼野充義『徹夜の塊3 世界文学論』作品社

沼野充義先生からご著書をご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 沼野充義『徹夜の塊3 世界文学論』作品社 700ページをこす浩瀚な本になります。 www.hanmoto.com この本についてはとてもすぐに読み切れるような内容ではないですが、 第三部の…

沼野恭子『ロシア万華鏡――社会・文学・芸術』五柳書院

沼野恭子先生よりご著書をご恵投いただきました。 沼野恭子『ロシア万華鏡――社会・文学・芸術』五柳書院 ロシアの風土に生きる人々の暮らし、笑い、活力、そして懐しさ−。東京外国語大学教授・沼野恭子が2007年よりおよそ10年間に書き溜めたロシアに関…

中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』三弥井書店

中丸禎子さんからご共著書を恵投賜りました。 中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』三弥井書店 目次は次のようになっています。 まえがき(中丸禎子)◇シンポジウム◇「高畑勲の《世界》と《日本…

イサーク・バーベリ「公共図書館」(1916年) [※自粛翻訳]

公共図書館 イサーク・バーベリ 足を踏みいれればすぐ、そこが書物の王国だとわかる。図書館で働く人々は本と親しみ、そこに映った人生に親しんでいるせいで、自分自身、生きた本物の人間の影と化している。 受付係の男ですら、謎めいた静けさを身に纏い、思…

三原芳秋・渡邊英理・鵜戸聡編『クリティカル・ワード 文学理論 読み方を学び文学と出会いなおす』フィルムアート社

鵜戸聡さんより、編書を恵投たまわりました。誠にありがとうございます。 三原芳秋・渡邊英理・鵜戸聡編『クリティカル・ワード 文学理論 読み方を学び文学と出会いなおす』フィルムアート社 かなり固い理論的説明から、初学者向けのブックガイドまで 幅広い…

奥彩子・鵜戸聡・中村隆之・福嶋伸洋編『世界の文学、文学の世界』松籟社

編者の奥彩子さんより共編書をご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。 以下が目次になっています。 【イタリア】 ヴァスコ・プラトリーニ『ヴァンダ』【イタリア】 [訳]小久保真理江【シリア】 ザカリーヤー・ターミル『十日目の虎たち』 […

日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告

学会誌『通訳翻訳研究』19号(2019年)に、 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」を書きました。 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」『通訳翻訳研究』19号、2019年、177-179頁。 以下の例会の報告になります。 yakusunohawatashi.hatenablo…

大宮勘一郎、橘宏亮、西尾宇広、R・クリューガー、G・ノイマン、W・ハーマッハー、H・ベーメ『ハインリッヒ・フォン・クライスト──「政治的なるもの」をめぐる文学』インスクリプト

『ハインリッヒ・フォン・クライスト──「政治的なるもの」をめぐる文学』(インスクリプト)を西尾宇広先生からご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 かっこいい帯文。 www.inscript.co.jp 目次 まえがき クライスト略伝 わたしの言う自由と…

アンソロジーのなかのナボコフ⑯Jill Krementz, The Writer's Image (1980)..

今回紹介するのは写真集です。ナボコフを写した写真集には単独で写したものもありますが、ほかの作家の写真といっしょにアンソロジーのようになっているものもあります。 Jill Krementz, The Writer's Image, David R Godine Pub. 1980. 『アメリカのナボコ…

モーシン・ハミッド『西への出口』藤井光訳、新潮クレストブックス

モーシン・ハミッド『西への出口』(藤井光訳)の書評を書かせていただきました。『日経新聞』2月15日号です。以下からも会員登録で無料で読むことができます。 www.nikkei.com

アンソロジーのなかのナボコフ⑮Writers at Work: The Paris Review Interviews Fourth Series, New York: Viking Press,1976.

久しぶりになってしまったシリーズですが、今回はこちら。 George Plimpton ed., Writers at Work: The Paris Review Interviews Fourth Series, New York: Viking Press,1976. 『パリ・レヴュー』誌の作家インタヴューは内容が充実していることで有名です。…

Justin Jamail, Exchangeable Bonds, Hanging Loose Press. 2018

ジャスティン・ジャメールさんから詩集をいただきました。 Justin Jamail, Exchangeable Bonds, Hanging Loose Press. 2018 ジャスティン、どうもありがとうございました! ひとつ詩を紹介してみました。 ふたつの出会い シープ・メドウ 最初、ぼくが セント…

Максим Д. Шраер, Исчезновение Залмана: Рассказы, Москва: Книжники, 2017.

マキシム・シュライヤー先生からいただきました。 Максим Д. Шраер, Исчезновение Залмана: Рассказы, Москва: Книжники, 2017. 『ザルマンの失踪』、表題作をふくむ短篇集で、「ユダヤ人の生活」シリーズの一冊です。このシリーズにはシュライヤー先生のお…

ノーベル文学賞関連コメント

ノーベル文学賞の1969年の選考過程の資料が開示された件について、依頼されてコメントをしました。 www3.nhk.or.jp

2020年展望

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2020年の刊行予定をアップしておきます。 ・(単著)『世界文学論(仮)タイトル未定』某大学出版社、2020年前半 本格的かつまったく新しいタイプの研究書です。日・米・ソの世界文学をあ…

2019年回顧

2019年も終わりです。今年も自分の仕事で印象深かったものを三つ、あげておきます。 1 (編訳)『世界文学アンソロジー――いまからはじめる』(三省堂) 2016年から編集していた本を出せました。 2 (翻訳)『翻訳――訳すことのストラテジー』(白水社) 英語…

ギジェルモ・カブレラ・インファンテ『気まぐれニンフ』山辺弦訳、水声社

山辺弦さんより、ご訳書をご恵投たまわりました。 ギジェルモ・カブレラ・インファンテ『気まぐれニンフ』山辺弦訳、水声社 インファンテの没後に出版された作品とのことです。 《もう40年以上も前のことなのに、いまだに彼女の姿をまさにいま見ているかのよ…

書評まとめ

今年書かせてもらった書評をまとめました。 大半が『読売新聞』「[現代×文芸 名著60]」で書いたものになります。 ・宮本輝『骸骨ビルの庭 上・下』講談社文庫 『読売新聞』5月9日 ・鴻巣友希子『謎解き『風と共に去りぬ』』新潮選書 『静岡新聞』5月26日…

頭木弘樹『NHKラジオ深夜便 絶望名言2』飛鳥新社

頭木弘樹さんからご新著を恵投いただきました。 NHKラジオ深夜便の「絶望名言」をまとめ、さらに+αしたもの、とのことです。 頭木さんは私の尊敬する文筆家のひとりで、そのアンソロジーに参加・協力できたのは今年うれしかったことのひとつです。 yakus…

「問い」をリリースしました(『世界文学アンソロジー いまからはじめる』三省堂)

共編書『世界文学アンソロジー いまからはじめる』(三省堂)に「問い」を実装しました。 【既刊情報】『世界文学アンソロジー いまからはじめる』の読者の方から、高校や大学の授業で使ってみたい。その際に利用できるような「問い」の例がほしい、という声…

沼野充義・望月哲男・池田嘉郎編『ロシア文化事典』丸善出版

沼野充義・望月哲男・池田嘉郎編『ロシア文化事典』(丸善出版)に記事を寄稿しました。 寄稿したのは二本。 ・「ロシア人と外国語」318頁 ・「ナボコフ」390-391頁 高い本ですが、手にとる機会があればぜひ。 (正誤表) 318頁 『ロリータ』(1995)→『ロ…

2019年度 ナボコフ協会秋の研究会のおしらせ

2019年度 ナボコフ協会秋の研究会のおしらせが12月14日(土)、愛知淑徳大学でおこなわれます。くわしくは協会のサイトにて(参加無料・要約不要)。 ふるってご参加ください。 vnjapan.org