訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

小澤裕之『理知のむこう ダニイル・ハルムスの手法と詩学』 未知谷

小澤裕之さんにご著書『理知のむこう ダニイル・ハルムスの手法と詩学』 をいただきました。どうもありがとうございました。 ハルムスの活動を意味をこえた「ザーウミ」として同時代の文学運動のなかでとらえなおすもので、勉強になりました。 ぱっとみでは…

フィリップ・アモン『イマジュリーーー19世紀における文学とイメージ』

福田さんにご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 フィリップ・アモン『イマジュリーーー19世紀における文学とイメージ』中井敦子・福田美雪・野村正人・吉田典子訳、水声社。 四章の以下の一節に、はっとさせられました。 だから文学はポスターと…

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』書評まとめ

このエントリにマシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』の書評をまとめておきます。 書評をくださったみなさま、どうもありがとうございました。 鴻巣友季子 鴻巣友季子さん『毎日新聞』2019年3月17日 「政治力学にも切りこむ」 mainichi.jp …

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』ソクラテスによる紹介

書籍紹介サイト「ソクラテス」でレイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』が紹介されました。 「グーグル翻訳があれば外国語学習はもう必要ない?」という刺激的な見出しで 本書の一部を紹介していただいています。 よろしければご覧ください。 socrates.…

巽由樹子『ツァーリと大衆――近代ロシアの読書の社会学』東京大学出版会

巽由樹子先生からご恵投賜りました。ありがとうございます。 巽由樹子『ツァーリと大衆――近代ロシアの読書の社会学』東京大学出版会 最近読書史や文化史に興味をもっていることもあってか、たいへん面白く読みました。 革命前ロシアでインテリゲンツィアとも…

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』冒頭試し読み公開

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』の冒頭四ページを試し読みできるページをつくってもらいました。 版元のページより、試し読みできます。 www.hakusuisha.co.jp 直リンクはこちら。 https://www.hakusuisha.co.jp/files/sample/09685a.…

今野喜和人編『翻訳とアダプテーションの倫理――ジャンルとメディアを越えて』(春風社)

今野喜和人編『翻訳とアダプテーションの倫理――ジャンルとメディアを越えて』(春風社) 中村ともえ先生より賜りました。どうもありがとうございます。 目次|contents はじめに 第一部 翻訳の倫理 第一章 馴化された翻訳と澁澤龍彦―法律、政治と文学【ステ…

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』目次公開

先日刊行されたマシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』の目次を公開いたします。 [目次]訳者まえがきi交わる言語翻訳ってなんだろう/言語と言語のあいだの中立地帯(ノーマンズランド)/外交翻訳/クラウド翻訳/数えてみましょうii定義…

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』白水社

マシュー・レイノルズ『翻訳――訳すことのストラテジー』(白水社)が、刊行になりました。 翻訳について考える上で、さまざまなヒントが詰まっている本です。 よろしくお願いいたします。 「翻訳」という事象の広がりへ最新の翻訳研究(トランスレーション・…