訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

郭南燕著『志賀直哉で「世界文学」を読み解く』『比較文学』 59巻、2017年、213-215頁。

書いた書評が掲載されました。 郭南燕著『志賀直哉で「世界文学」を読み解く』『比較文学』 59巻、2017年、213-215頁。 『比較文学』に書評を書かせていただくのは二回目でしょうか。 学会誌の華は書評で、ここだけは届くとすぐ読んでしまいますね。 あまり…

松本昇・中垣恒太郎・馬場聡編『アメリカン・ロードの物語学』金星堂、2015年、『越境する言葉、紡がれる文学』大阪大学言語社会学会

後藤篤さんより共著書と論集をご恵投いただきました。 後藤さんは前者に「逸脱の修辞学――『ロリータ』におけるロードの法」、後者に「翻訳のポリティクスーーウラジーミル・ナボコフのジョージ・スタイナー批判をめぐって」という論文をご寄稿されています。…

コンピュータは小説を書いているか?

記事を寄稿しました。 「コンピュータは小説を書いているか?」『すばる』 2017年6月号、168-176 頁。 先月に続いての登場になりました。 コンピュータが書いたとされる小説について書いています。 いちおうメインは『真実の愛.wrt--申し分ない小説』とい…