訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Nabokov@Cambridge1: MCZ

まえがきを未読の方はこちらをご覧ください。 ナボコフは生物学の学位を持っていたわけではないですが、鱗翅類、とりわけシジミチョウ類については専門的な知識を持っていました。 ナボコフはハーヴァード大学比較動物学博物館(MCZ)に1941年10月から最初は…

ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』

訳者の谷崎由依さんからジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』をご恵投いただきました。 ピュリッツァー賞・全米批評家協会賞・ロサンゼルス・タイムズ文学賞受賞! 元パンクロッカーで、現在は有名音楽プロデューサーとなったベニー。そして、有…

塩川伸明編、小松久男編、沼野充義編『ユーラシア世界2 ディアスポラ論』

編著者の沼野充義氏から『ユーラシア世界2 ディアスポラ論』をご恵投いただきました(だいぶ前ですが…)。ありがとうございます。 ユーラシア世界2 ディアスポラ論作者: 塩川伸明,小松久男,沼野充義出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2012/07/23メディ…

Nabokov@Cambridge0: Introduction

ウラジーミル・ナボコフの生涯はおおまかに ・ロシア時代(1899-1919) ・イギリス・ドイツ・フランス時代(1919-1941) ・アメリカ時代(1941-1960) ・スイス時代(1960-1977) の四つにわけられることが知られています。 それぞれの時期がほぼ均等、だいたい20年…