2025-01-01から1年間の記事一覧
今井亮一さん、高橋知之さんとの共訳書、シャオルー・マー 『仲介する日本--ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』(文学通信)が刊行されました。 ロシア語―日本語―中国語の文化のリレーは東アジアの近代になにをもたらしたのでしょうか? どうぞよろ…
藏屋伸子さんより共著書を御恵投賜りました。どうもありがとうございます。 大木充・小田登志子・岩根久編『AIを外国語教育で使わない選択肢はもうない』ひつじ書房 藏屋さんは123-130頁の「機械翻訳・生成AIを利用したライティング」という項目を執…
小倉孝誠先生から、ご著書を御恵投賜りました。どうもありがとうございます。 小倉孝誠『「フランス文学」はいかに創られたかーー敗北から国民文学の形成へ』白水社 www.hakusuisha.co.jp 本書の第二章・第三章では私の著訳書・編書がいくつか参照されており…
今井亮一さん、高橋知之さんとの共訳書、シャオルー・マー 『仲介する日本--ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』(文学通信)の試し読みが公開されました。 以下から日本語版への序文と序章の半分までを読むことができます。 hanmoto.tameshiyo.me …
藤崎蒼平さんから、ご著書を御恵投賜りました。誠にありがとうございます。 藤崎蒼平・セルゲイ・ペトロフ『ロシア反体制派の人々 2 文化人・知識人他編』未知谷 昨年刊行された『ロシア反体制派の人々』の続巻で、題名の通り反体制派の人々を紹介したもの…
野網摩利子先生より、ご著書を御恵投賜りました。 どうもありがとうございます。 野網摩利子『詩神の呼び声 バラッドを読む漱石』東京大学出版会 漱石と「バラッド」の関係について掘り下げた書籍のようです。拝読させていただきます。 夏目漱石は、どのよう…
今井亮一さん、高橋知之さんとの共訳書、シャオルー・マー 『仲介する日本--ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』(文学通信)の予約が開始されました。 kaiin.hanmoto.com どうぞよろしくお願いいたします。 仲介する日本 ロシアから中国への文化横…
中丸禎子さんから共編著をいただきました。誠にありがとうございます。 中丸禎子・田中琢三編『北欧ロマンとナショナリズム――内村鑑三・開拓・民族主義』勉誠社 bensei.jp 序 中丸禎子 第一部 内村鑑三『デンマルク国の話』とキリスト教内村鑑三『デンマルク…
熊谷哲哉先生より、訳書を御恵送たまわりました。誠にありがとうございます。 コク・フォン・シュトゥックラート『魂の文化史――19世紀末から現代におけるヨーロッパと北米の言説』熊谷哲哉訳、人文書院 版元ウェブサイトから内容紹介です。 知の言説と「魂」…
オリヴィエ・グローグ『カミュ ふたつの顔』(木岡さい訳、青土社)の書評を時事通信社に依頼されて書きました。 『河北新報』8月3日 『静岡新聞』8月10日 『陸奥新報』7月26日 『奥羽新報』7月30日ほかに掲載されたようです。 カミュ ふたつの顔 [ オリヴィエ…
松井健人先生から『大正教養主義の成立と末路 近代日本の教養幻想』(晃洋書房)を御恵送たまわりました。誠にありがとうございます。 松井先生は、人文系の著書における不正を調査されていたり、 注目度の高い研究をされているという印象です。 www.koyosho…
訳者の高橋知之さんから御訳書をいただきました。どうもありがとうございます。 目次は以下です。12編のうち10編が本邦初訳とのことです。 日射病イーダ最後の逢引明けのいなづま古い港愛の文法見知らぬ友夜の海で聖者たち命の盃きょうだいミーチャの恋 訳 …
文芸誌『jem』第2号刊行(日本文学の海外受容・翻訳の状況を大特集)のためのクラウドファンディングに応援コメントを寄せました。 野心的な企画なので、ぜひチェックしてみてください。よろしくお願いいたします。 greenfunding.jp
貞廣真紀先生、古屋耕平先生にご共著書『病と障害のアメリカンルネサンス 疫病、ディサビリティ、レジリエンス』(小鳥遊書房)を御恵送賜りました。誠にありがとうございます。 出版社のページはこちら。 www.tkns-shobou.co.jp ◉はじめに 第一部 疫病とア…
訳者の鵜戸聡先生より、訳書をご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。 アブデッラー・ターイア『ベッドがあれば』鵜戸聡訳、水声社 (水声社の本はAMAZONでは売っていません) a.r10.to 水声社の叢書<エル・アトラス>の一冊で、 以前鵜戸さん…
2025年6月6日(金) 17:00-18:00に中央大学市ヶ谷田町キャンパス1Fエントランスホールで講演会を開催する運びとなりました。 詳細は以下をごらんください。 (内容など追記します) sites.google.com
『れにくさ』15号に論文「戦後教材としてのガルシン「信号」 読書感想文と松川事件」が掲載されました。 「戦後教材としてのガルシン「信号」 読書感想文と松川事件」『れにくさ』15号、2025年、98-116頁。 かつてほとんどの中学国語教科書に採録されていた…
現在刊行中の『週刊読書人』2025年4月18日号で、批評家の福嶋亮大氏と福嶋氏の新著『世界文学のアーキテクチャ』について対談を行っています。 福嶋亮大氏とはほとんど年齢も変わらないのですが、お会いするのは初めてでした。 よろしければご覧ください。 d…
福田美雪先生からご共著をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 小倉孝誠編『ゾラ・セレクション 別巻 ゾラ事典』藤原書店 これまで手に入りにくかった作品を新訳で収録してきた 藤原書店のゾラ・セレクションもこれで完結。 ゾラはかつての日本…
文芸翻訳者や文学研究者はAI翻訳とどう付き合えばいいのか?についての論考、ホイト・ロング「新しいバベルの塔――翻訳の未来における信仰と疑念」を訳出しました。 ホイト・ロング「新しいバベルの塔――翻訳の未来における信仰と疑念」『国際文学館ジャーナル…
戸塚学さんより、共編書をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 北村紗衣・小森謙一郎・嶋内博愛・戸塚学編『シンデレラの末永く幸せな変身』水声社 ↓以下のページに目次・ためしよみがあります。 www.suiseisha.net 「シンデレラ」をテーマに古…
刊行中の大橋洋一・三原芳秋編『文学理論の名著50』(平凡社)にデイヴィッド・ダムロッシュ『世界文学とは何か?』の項目を寄稿しました。寄稿もそうですが、共訳書『世界文学とは何か?』(国書刊行会)とフランコ・モレッティ『遠読』(みすず書房)の二…
阿部幸大さんにご著書『ナラティヴの被害学』(文学通信)をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 阿部幸大@korpendineさんに新著『ナラティヴの被害学』を頂く。10本もの論文が収録されており、大半が解題の査読誌に掲載されたものの自己翻訳と…
澤西祐典先生より、ご著書をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 澤西祐典『芥川龍之介における海外文学受容--旧蔵書越しに見える風景]ひつじ書房 博士論文を長年にわたる改稿ののちに書籍化したものとのことで、読むのが楽しみです。 (244…
中村ともえ先生からご著書を御恵投賜りました。どうもありがとうございます。 中村ともえ『「陰翳礼讃」と日本的なもの 建築と小説の近代』(教育評論社) 小説家としての谷崎潤一郎の名前を超えて、ひろく、長く読まれてきた「陰翳礼讃」―― 陰翳とは何か。…
濱田麻矢先生より、ご訳書をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 張愛玲『半生の絆』濱田麻矢訳、ハヤカワepi文庫 20世紀中国を代表する女性作家の長篇が待望の翻訳です。 訳者の濱田先生は『中国が愛を知ったころ――張愛玲短篇選』も訳されてい…
ジョージ・ソーンダーズ『ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること』(フィルムアート社)の電子書籍版が刊行されました。 各種ストアで発売中です。 書籍版ともども、どうぞよろしくお願いいたします。 https://amzn.to…
デイヴィッド・ダムロッシュ『ハーバード大学ダムロッシュ教授の世界文学講義――日本文学を世界に開く』(東京大学出版会)をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 この機会に『世界文学とは何か?』(国書刊行会)も復刊の機運が高まればいいので…
奥彩子先生より訳書をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 旧ユーゴを代表する作家ダニロ・キシュの代表作の本邦初訳ですね。 これで奥さんは『砂時計』につづいての専門のキシュの翻訳ということですね。 そしてキシュの代表作はこれでほぼ翻訳…
沼野充義先生からご著書をいただきました。 『ロシア文学を学びにアメリカへ?増補版 屋根の上のバイリンガル』(中公文庫) かつて白水社Uブックスから出ていた『屋根の上のバイリンガル』の増補版のようです。「「ハーバード生活から三つのエピソード」他…