貞廣真紀先生、古屋耕平先生にご共著書『病と障害のアメリカンルネサンス 疫病、ディサビリティ、レジリエンス』(小鳥遊書房)を御恵送賜りました。誠にありがとうございます。
出版社のページはこちら。
◉はじめに
◉第一章
ロマンスを呼吸する
—『七破風の屋敷』における瘴気の想像力(野崎 直之)◉第二章
ハーマン・メルヴィルと十九世紀コレラ流行
—移民、都市、伝染病(古屋 耕平)◉第三章
多孔的身体の詩学
—ソロー、肺病、腐敗(貞廣 真紀)◉第四章
空気の詩学
—『草の葉』にみる感染の絆(小椋 道晃)◉第五章
榛色(はしばみいろ)の不安
—エミリー・ディキンソンと眼の病(山本 洋平)第二部 障害の意味の文学的探求
◉第六章
「肉体の苦悩と精神の歓喜」
—『湖畔の夏、一八四三年』におけるフロンティアの雑多な時間(髙尾 直知)◉第七章
アンテベラム期アメリカの変容と不安
—ディサビリティ・スタディーズの視点から読む『白鯨』と『信用詐欺師』(辻 祥子)◉第八章
痛みをまなざす
—ディキンソンの脱制度的想像力(古井 義昭)◉第九章
実践へのマイルストーン
—ルイザ・メイ・オルコット作品での障害児教育(本岡 亜沙子)◉第十章
メルヴィルの晩年詩「ティモレオン」と「シェリー幻視」における幻聴と幻視
—茨絡まる月桂冠(大島 由起子)第三部 トラウマとレジリエンスの文学
◉第十一章
エマソンと不透明な眼球
—レジリエンスの哲学(成田 雅彦)◉第十二章
ポーのゴシック・インセクト
—「ゴールドバッグ」におけるレジリエンスの展開(伊藤 詔子)◉第十三章
疫病体験記(イルネス・ナラティブ)としての『ハリエット・ジェーコブズ自伝』
—病の表象と医療改革をめぐるレジスタンス/レジリエンス(中村 善雄)◉第十四章
フレデリック・ダグラスの身体表象
—暴力からの解放(佐久間 みかよ)◉おわりに
貞廣真紀先生は第三章「多孔的身体の詩学—ソロー、肺病、腐敗」を、
古屋耕平先生は第二章「ハーマン・メルヴィルと十九世紀コレラ流行—移民、都市、伝染病」を執筆されています。
|
勉強させていただきます。