訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

知のインフラを整備する―人文書・学術書の翻訳とその実際

「知のインフラを整備する―人文書・学術書の翻訳とその実際」 研究成果を国際的(ここでの「国際的」は英語とほぼ同義ですが)に発信することが求められる時代,人文書や学術書の邦訳はどのような意味があるのでしょうか?専門家が原語で読んでいればいいの…

ローレンス・ヴェヌティ『翻訳のスキャンダルーー差異の倫理にむけて』書評

共訳書『翻訳のスキャンダル』に寄せられた書評をまとめています。みなさま、どうもありがとうございました。 今井亮一氏『週刊 読書人』8月12日号 こうした議論を呼びうるのは、本書が「翻訳のスキャンダル」を暴き立てている証であり、だからこそ翻訳研究…

世界文学全集の「3000万読者」は誰だったのか

『中央公論』に寄稿した記事の前半部分がウェブ公開されました。 後半ではもう少し社会的な背景など掘り下げています。気になる方は本誌で後半もお読みください。 chuokoron.jp news.yahoo.co.jp