訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ミシェル・フーコー『狂気・言語・文学』阿部崇・福田美雪訳、法政大学出版局

福田美雪先生から共訳書をご恵投いただきました。まことにありがとうございます。 ミシェル・フーコー『狂気・言語・文学』阿部崇・福田美雪訳、法政大学出版局 狂気、言語、文学は、長らくフーコーの思考の中心的な位置を占めていた。社会や文明における狂…

フョードル・ドストエフスキー『ステパンチコヴォ村とその住人たち』高橋知之訳、光文社古典新訳文庫

高橋知之さんから御訳書を恵投いただきました。誠にありがとうございます。 フョードル・ドストエフスキー『ステパンチコヴォ村とその住人たち』高橋知之訳、光文社古典新訳文庫 ドストエフスキーの初期の長編の新訳です。 解説から拝読しましたが、当時の背…

書評アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(工藤順・石井優貴訳、作品社)

アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(工藤順・石井優貴訳、作品社)の書評を『週刊 読書人』に書きました。 jinnet.dokushojin.com

ポスト・ソヴィエト文学研究会(編)『現代ロシア文学入門』東洋書店新社

以下の本に寄稿しました。 ポスト・ソヴィエト文学研究会(編)『現代ロシア文学入門』東洋書店新社 といっても私はほんの半頁「亡命」の項目を執筆したにすぎませんが。 とはいえ、内容は非常に充実しており、 特に前半の同時代ロシア文学のアンソロジー(…

Yumiko Saito, Die Sprachbewegung in Übersetzungen am Beispiel von Yoko Tawadas Texten, Tübingen: Stauffenburg Verlag. 2022.

斎藤由美子さんがご著書をご恵投くださいました。誠にありがとうございます。 Yumiko Saito, Die Sprachbewegung in Übersetzungen am Beispiel von Yoko Tawadas Texten, Tübingen: Stauffenburg Verlag. 2022. 2017年にベルリン工科大学に提出された博士論…