訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年回顧

2021年も終わりです。今年も自分の仕事で印象深かったものをあげておきます。 1 (訳書)アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社) アレクサンダル・ヘモンのエッセイ集を翻訳刊行できました。 残念ながらまったく売れていないそうですが……。 2 (…

頭木弘樹・品川亮選・文『366日 文学の名言』三才ブックス

頭木さんからご編著をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 366日、毎日ひとつずつ「文学」の名言を紹介していく本になります。 ちなみに昨日の明言は そう疲れるはずはないのに、 ひどく疲れたような感じである。 今日一日、何をしたか? 何もし…

沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマーーはまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』河出書房新社

訳者からいただきました。どうもありがとうございます。 沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマーーはまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』河出書房新社 沼野夫妻がここ30年程のあいだに訳された現代ロシア文学の短編集です。 ひとくちに「現代」と言って…

シギズムンド・クルジジャノフスキイ「支線」

以前翻訳したシギズムンド・クルジジャノフスキイの短編「支線」が、 松籟社noteで公開されています。 よろしければご覧ください。 note.com 「支線」が収録されているのはこちら。 クルジジャノフスキイのほかの作品はこちら。

アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)書評

アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)の書評が『週刊 読書人』2021年10月29日号に掲載されています。評者は福嶋伸洋さん。どうもありがとうございます。 「複数形のlivesが織り成す迷宮――「人生」「暮らし」「命」、さまざまな曲がり角」 重層…

「サマータイムの終わり」

なんとなく思いついたので10年前に書いたエッセイを載せてみます。(『Pink』第3号(2011年8月刊)に掲載)

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答える

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答える ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? 2011年に刊行した第一モノグラフ『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』にちなんでつけました。 はてなブログを始めたきっかけ…

巽孝之監修、下河辺美知子・越智博美・後藤和彦・原田範行編著『脱領域・脱構築・脱半球――二一世紀人文学のために』小鳥遊書房

貞廣真紀先生より、ご共著書を恵投賜りました。 どうもありがとうございます。 3月に退職された巽孝之先生の記念論文集です。 といっても500頁を超す巨大な書物です。 貞廣先生は【代表的批評家30:交響する理論】でジュディス・バトラーの項を担当されてい…

『日本経済新聞』コメント

本日10月7日の『日本経済新聞』電子版のノーベル文学賞の特集記事にコメントをよせました。 閲覧には登録が必要です。 www.nikkei.com

シギズムンド・クルジジャノフスキイ「クヴァドラトゥリン」(from『瞳孔の中』)

アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)のプロモーションの一環として、過去に共訳したシギズムンド・クルジジャノフスキイの短編集『瞳孔の中』より「クヴァドラトゥリン」が松籟社note公開されています。 note.com アレクサンダル・ヘモン『私…

宮下遼『物語 イスタンブールの歴史――「世界帝都」の1600年』中公新書

著者の宮下遼さんから、ご著書をご恵贈賜りました。 宮下遼『物語 イスタンブールの歴史――「世界帝都」の1600年』中公新書 イスタンブールの歴史は古い。ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から一九二二年にオ…

シギズムンド・クルジジャノフスキイ『未来の回想』(松籟社)訳者あとがき

シギズムンド・クルジジャノフスキイ『未来の回想』(松籟社)の「訳者あとがき」が、アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』のプロモーションの一環として公開されました。 よろしければご覧ください。 note.c https://amzn.to/3zoijDz

アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』松籟社

訳書、アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)が刊行されました。 よろしくお願いいたします。 日本語版は、傷跡の残るサラエヴォの壁を装丁に用いています。 原書とならべるとこんな感じです。英語版のこの青いエイリアンの正体は? www.hanmoto…

アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)訂正

※アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)の訂正があれば、こちらに記します。 p157 「フィオレンティーナの紫のジャージを」→「フィオレンティーナの紫のユニフォームを」

「エヴゲーニー・チジョフ『下訳からの翻訳』とポストソヴィエト的翻訳ポリティクス」@世界文学・語圏横断ネットワーク Cross-Lingual Network

9月10日(金)に開催されます世界文学・語圏横断ネットワーク第14回研究集会で 「エヴゲーニー・チジョフ『下訳からの翻訳』とポストソヴィエト的翻訳ポリティクス」という発表をおこないます。 なお、発表はパネル「世界文学再考――『生まれつき翻訳』のアク…

『私の人生の本』「訳者あとがき」が公開されました。

来週にも刊行されるアレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)の「訳者あとがき」が「松籟社note」で公開されました。 note.com 私の人生の本〈東欧の想像力エクストラ1〉 | 松籟社 SHORAISHA

アレクサンダル・ヘモン「アクアリウム」(一か月限定公開)

9月刊行の訳書、アレクサンダル・ヘモンのエッセイ集『私の人生の本』より、「アクアリウム」が版元・松籟社さんのnoteで公開されました。一か月間の期間限定の公開のようです。 note.com 目次はこちら。 目次 私の人生の本 他者の人生 サウンド・アンド・ヴ…

オーランドー・ファイジズ『ナターシャの踊り 上・下』鳥山祐介・巽由樹子・中野幸男訳、白水社

巽由樹子先生にご恵投賜りました。 オーランドー・ファイジズ『ナターシャの踊り 上・下』鳥山祐介・巽由樹子・中野幸男訳、白水社 出版社のサイトの内容紹介より引用します。 『戦争と平和』の貴族の令嬢ナターシャは、なぜ農民の踊りを踊れてしまうのか――…

[書評]坪井秀人・瀧井一博・白石恵理・小田龍哉編『越境する歴史学と世界文学』臨川書店

以下の本の書評を書きました。 「坪井秀人・瀧井一博・白石恵理・小田龍哉編『越境する歴史学と世界文学』(臨川書店、二〇二〇年)」『比較文学』第63巻、2021年、157ー159頁。

読売新聞文化部「本よみうり堂」編『キリンが小説を読んだら――サバンナからはじめる現代文学60』(書肆侃侃房)

刊行中の読売新聞文化部「本よみうり堂」編『キリンが小説を読んだら――サバンナからはじめる現代文学60』(書肆侃侃房)に寄稿しています。 私が担当したのは長嶋有『ジャージの二人』、町田康『夫婦茶碗』、筒井康隆『朝のガスパール』、宮本輝『骸骨ビルの…

2021年度 ナボコフ協会大会のおしらせ

2021年度日本ナボコフ協会大会のおしらせです。 今年度もオンラインで開催です(事前予約必要)。 なお、英語によるシンポジウムも併設されています。 vnjapan.org

スイス文学会編『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』鳥影社

スイス文学会編『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』鳥影社 川島先生からご共著書をご恵贈たまわりました。どうもありがとうございます。 大串紀代子 『私たちスイスの立場』 —カール・シュピッテラーの演説 曽田長人 J・R・V・ザーリスのスイ…

磯崎康太郎・香田芳樹編著『晩年のスタイル―老いを書く、老いて書く』松籟社

またまた川島隆先生から共著書をいただきました。 磯崎康太郎・香田芳樹編著『晩年のスタイル―老いを書く、老いて書く』松籟社 どうもありがとうございました。 www.shoraisha.com 【本書の目次】 序 章 老いて花さく(香田芳樹) 第1章 「よちよち歩きの時…

井出万秀・川島隆編『ドイツ語と向き合う』ひつじ書房

川島隆先生よりご共著書を拝受しました。どうもありがとうございます。 井出万秀・川島隆編『ドイツ語と向き合う』ひつじ書房 川島先生は第3章「カフカとドイツ語 複数の言語のはざまで書く「不可能性」」を執筆されています。 第1部 異言語に生きる 第1部 …

Virtual Workshop: Transcultural Encounters Between Russia and East Asia

高田博行・山下仁編『断絶のコミュニケーション』ひつじ書房

川島隆先生より、ご共著書をいただきました。どうもありがとうございます。 一冊ずつ紹介していきたいと思います。 高田博行・山下仁編『断絶のコミュニケーション』ひつじ書房 www.hituzi.co.jp 川島先生は「第7章 ドイツの「フクシマ」報道と新聞読者の反…

『深まりゆくアメリカ文学 源流と展開』ミネルヴァ書房

千代田夏夫先生からご共著書『深まりゆくアメリカ文学 源流と展開』(ミネルヴァ書房)をご恵投賜りました。どうもありがとうございました。 https://www.minervashobo.co.jp/book/b557650.html

金志成編著『さまざまな一年 近現代ドイツ文学における暦の詩学』松籟社

川島隆先生から共著書をご恵投賜りました。 金志成編著『さまざまな一年 近現代ドイツ文学における暦の詩学』松籟社 「一年」をテーマにしたドイツ文学の論集のようです。 序文(金志成) 第1章 天上の旋律、地上の象徴――暦を巡る思考の冒険(香田芳樹) 第2章 …

対談「翻訳から3歩はなれて」(Webあかし)

先日、忘日舎さんでおこなった対談「阿部大樹×秋草俊一郎 翻訳から3歩はなれて」が明石書店のサイト「Web あかし」で公開されました。 <前編> webmedia.akashi.co.jp <後編> webmedia.akashi.co.jp

今井亮一『路地と世界――世界文学論から読む中上健次』松籟社

著者の今井さんからご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 今井亮一『路地と世界――世界文学論から読む中上健次』松籟社 www.hanmoto.com 2019年度に提出された博士論文の書籍化ですね。 単著の出版、おめでとうございます。 www.l.u-tokyo.ac.jp ※…