アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)の書評が『週刊 読書人』2021年10月29日号に掲載されています。評者は福嶋伸洋さん。どうもありがとうございます。
「複数形のlivesが織り成す迷宮――「人生」「暮らし」「命」、さまざまな曲がり角」
重層にまたがった複数形のlivesが織り成す迷宮へと、アレクサンダル・ヘモンのこの本は読者は導いていく。
『日本経済新聞』2021年10月30日号
出来事の前と後、複数のアイデンティティー、あり得たかもしれない別の人生の重なりを見つめ、美しい文章を生み出す。
『図書新聞』3525号、1月1日号
矢倉喬士さん
ヘモンは人生の矛盾を矛盾のままに、現実の破裂を破裂のままに描き出すのだ。