訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

森泉岳士『ハルはめぐりて』(エンターブレイン)

森泉岳士さんの『ハルはめぐりて』(エンターブレイン)の英語副題作成に協力しました。 中学生の「ハル」が、ベトナム、台湾、モンゴル、日本の温泉地を旅するのですが、 森泉さんの筆による異国の風景描写がひとつの読みどころになっています。 もうすでに…

『英米文学における父の諸変奏――安田章一郎先生百寿記念論集』(英宝社)

ご共著書を中田晶子先生からご恵贈いただきました。 鈴木俊次、滝川睦、平林美都子、山口均編『英米文学における父の諸変奏――安田章一郎先生百寿記念論集』、英宝社、2016 中田先生は「顕在と潜在―ナボコフにおける父の形象」という論文を寄稿しておられます…

ナボコフとハーン トランス・アトランティックな想像力がトランス・パシフィック な想像力と出会うところ ――あるいは文学的バタフライエフェクト

前回のエントリで『れにくさ』の5号が公開になったことを書きましたが、 最新号の6号にも論文を寄稿しております。 「ナボコフとハーン トランス・アトランティックな想像力がトランス・パシフィック な想像力と出会うところ ――あるいは文学的バタフライエフ…

研究ノート:ロスト・イン・ミストランスレーション:ケネス・レクスロスの擬翻訳『摩利支子の愛の歌』をめぐって

以前書いた論文ですが、ここにあげるのを忘れていました。 今回、雑誌の最新号が刊行された都合で、電子版がレポジトリで読めるようになったので、エントリとしてあげておきます。 「ロスト・イン・ミストランスレーション:ケネス・レクスロスの擬翻訳『摩…

日本ナボコフ協会大会のお知らせ

5月9日に東京大学本郷キャンパスでおこなわれます。 くわしくは以下のサイトをごらんください。 The Nabokov Society of Japan 研究発表一本、シンポジウムひとつの予定です。 ふるってご参加ください。