以前書いた論文ですが、ここにあげるのを忘れていました。
今回、雑誌の最新号が刊行された都合で、電子版がレポジトリで読めるようになったので、エントリとしてあげておきます。
「ロスト・イン・ミストランスレーション:ケネス・レクスロスの擬翻訳『摩利支子の愛の歌』をめぐって」『れにくさ』5巻2号、2014年、397-411頁。
PDFはこちらからどうぞ。
アメリカのモダニスト詩人レクスロスによる、謎の日本人詩人摩利支子の「翻訳」をとりあげております。
(ちなみに、論文ではなく「研究ノート」にしてみたのは、内容もそうですが、
一度研究ノートを書いてみたかったから、というのがあります。なんかかっこいい気がして)
ちなみに論考のタイトルは友人の詩人ローレン・グッドマンがつけてくれました。
なお、この号の『れにくさ』は「柴田元幸教授退官記念号」で、
三巻組の大ヴォリューム、豪華執筆陣になっております。
こちらから無料ですべて読めますので、関心のある方はごらんください。
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/59254/1/reny005322.pdf
ここに柴田先生の業績リスト(長い!)がありますけど、
自分が編集者なら書評集とか作ってみようとするでしょうね。