訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

いただきもの

山根由美恵『村上春樹 〈物語〉の行方—サバルタン・イグザイル・トラウマ』ひつじ書房

山根先生が、ご著書を恵投くださいました。どうもありがとうございます。 山根由美恵『村上春樹 〈物語〉の行方—サバルタン・イグザイル・トラウマ』ひつじ書房 村上春樹についての論文数世界一の記録をもたれる山根先生の二冊目のモノグラフです。 ご恵投、…

京都文学レジデンシー編『TRIVIUM』

吉田恭子先生より京都文学レジデンシー編『TRIVIUM』をご恵投賜りました。 どうもありがとうございます。 こうした試みが、日本各地でできるといいのかなと思います。テジュ・コール「アルボース」(小磯洋光訳)のマサチューセッツ州ケンブリッジの街路樹が…

中川成美・西成彦編『旅する日本語――方法としての外地巡礼』松籟社

編著をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 中川成美・西成彦編『旅する日本語――方法としての外地巡礼』松籟社 まだ対談「「旅する日本語」の射程と可能性」を読んだだけですが、 大変勉強になります。 目次を拝見するだけで台湾や韓国など、多…

津野海太郎著・宮田文久編『編集の提案』黒鳥社

宮田文久さんより、ご編著を恵投賜りました。ありがとうございます。 『本とコンピュータ』などで伝説的な編集者、津野海太郎の過去の文章を発掘し、 独自の観点で編集したものになっております。 津野海太郎著・宮田文久編『編集の提案』黒鳥社 社会のなか…

中村三春『接続する文芸学 村上春樹・小川洋子・宮崎駿』七月社

中村三春先生よりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 中村三春『接続する文芸学 村上春樹・小川洋子・宮崎駿』七月社 (第Ⅱ部第5章で拙論[ナボコフの『ディフェンス』論]に触れてくださっております。恐縮です。) はしがき 序説 接続する文…

『アバイ』(イブラギム クナンバエフ詩集 叙事詩 訓戒の書)花伝社、2020年。

クルマンセイト・バトルハン氏より『アバイ』をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 『アバイ』(イブラギム クナンバエフ詩集 叙事詩 訓戒の書)花伝社、2020年。 カザフの国民詩人、アバイ・クナンバエフの詩集です。 ja.wikipedia.org 日本語…

イサーク・バーベリ『騎兵隊』中村唯史訳、松籟社

訳者の中村先生よりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 イサーク・バーベリ『騎兵隊』中村唯史訳、松籟社 ユダヤ系作家、イサーク・バーベリの代表作の待望の新訳ですね。 第一次大戦後のソヴィエト-ポーランド戦争。オデッサ出身のユダヤ系作…

レベッカ・L・ウォルコウィッツ『生まれつき翻訳――世界文学時代の現代小説』佐藤元状・吉田恭子監訳、田尻芳樹・秦邦生訳(松籟社)

レベッカ・L・ウォルコウィッツ『生まれつき翻訳――世界文学時代の現代小説』佐藤元状・吉田恭子監訳、田尻芳樹・秦邦生訳(松籟社) 訳者の佐藤先生にご恵投賜りました。どうもありがとうございます。新しい世界文学研究の研究書が日本語でも刊行されたこと…

西成彦『声の文学――出来事から人間の言葉へ』(新曜社)

著者よりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 西成彦『声の文学――出来事から人間の言葉へ』(新曜社) 小説の中で囁かれる声、あるいは「研究」のために収集されなくてはならなかった声。その多くは「非主流者」達の「個」としての複数の抵抗の…

頭木弘樹・品川亮選・文『366日 文学の名言』三才ブックス

頭木さんからご編著をご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 366日、毎日ひとつずつ「文学」の名言を紹介していく本になります。 ちなみに昨日の明言は そう疲れるはずはないのに、 ひどく疲れたような感じである。 今日一日、何をしたか? 何もし…

沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマーーはまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』河出書房新社

訳者からいただきました。どうもありがとうございます。 沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマーーはまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』河出書房新社 沼野夫妻がここ30年程のあいだに訳された現代ロシア文学の短編集です。 ひとくちに「現代」と言って…

巽孝之監修、下河辺美知子・越智博美・後藤和彦・原田範行編著『脱領域・脱構築・脱半球――二一世紀人文学のために』小鳥遊書房

貞廣真紀先生より、ご共著書を恵投賜りました。 どうもありがとうございます。 3月に退職された巽孝之先生の記念論文集です。 といっても500頁を超す巨大な書物です。 貞廣先生は【代表的批評家30:交響する理論】でジュディス・バトラーの項を担当されてい…

宮下遼『物語 イスタンブールの歴史――「世界帝都」の1600年』中公新書

著者の宮下遼さんから、ご著書をご恵贈賜りました。 宮下遼『物語 イスタンブールの歴史――「世界帝都」の1600年』中公新書 イスタンブールの歴史は古い。ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から一九二二年にオ…

スイス文学会編『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』鳥影社

スイス文学会編『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』鳥影社 川島先生からご共著書をご恵贈たまわりました。どうもありがとうございます。 大串紀代子 『私たちスイスの立場』 —カール・シュピッテラーの演説 曽田長人 J・R・V・ザーリスのスイ…

磯崎康太郎・香田芳樹編著『晩年のスタイル―老いを書く、老いて書く』松籟社

またまた川島隆先生から共著書をいただきました。 磯崎康太郎・香田芳樹編著『晩年のスタイル―老いを書く、老いて書く』松籟社 どうもありがとうございました。 www.shoraisha.com 【本書の目次】 序 章 老いて花さく(香田芳樹) 第1章 「よちよち歩きの時…

井出万秀・川島隆編『ドイツ語と向き合う』ひつじ書房

川島隆先生よりご共著書を拝受しました。どうもありがとうございます。 井出万秀・川島隆編『ドイツ語と向き合う』ひつじ書房 川島先生は第3章「カフカとドイツ語 複数の言語のはざまで書く「不可能性」」を執筆されています。 第1部 異言語に生きる 第1部 …

高田博行・山下仁編『断絶のコミュニケーション』ひつじ書房

川島隆先生より、ご共著書をいただきました。どうもありがとうございます。 一冊ずつ紹介していきたいと思います。 高田博行・山下仁編『断絶のコミュニケーション』ひつじ書房 www.hituzi.co.jp 川島先生は「第7章 ドイツの「フクシマ」報道と新聞読者の反…

『深まりゆくアメリカ文学 源流と展開』ミネルヴァ書房

千代田夏夫先生からご共著書『深まりゆくアメリカ文学 源流と展開』(ミネルヴァ書房)をご恵投賜りました。どうもありがとうございました。 https://www.minervashobo.co.jp/book/b557650.html

金志成編著『さまざまな一年 近現代ドイツ文学における暦の詩学』松籟社

川島隆先生から共著書をご恵投賜りました。 金志成編著『さまざまな一年 近現代ドイツ文学における暦の詩学』松籟社 「一年」をテーマにしたドイツ文学の論集のようです。 序文(金志成) 第1章 天上の旋律、地上の象徴――暦を巡る思考の冒険(香田芳樹) 第2章 …

今井亮一『路地と世界――世界文学論から読む中上健次』松籟社

著者の今井さんからご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 今井亮一『路地と世界――世界文学論から読む中上健次』松籟社 www.hanmoto.com 2019年度に提出された博士論文の書籍化ですね。 単著の出版、おめでとうございます。 www.l.u-tokyo.ac.jp ※…

クラリッセ・リスペクトル『星の時』福嶋伸洋訳、河出書房新社

訳者の福嶋さんよりご恵投たまわりました。どうもありがとうございます。 クラリッセ・リスペクトル『星の時』福嶋伸洋訳、河出書房新社 リスペクトルは20世紀ブラジルを代表する女性作家で、 英語圏でも再評価がすすんでいます。 比較的近年、短編全集も刊…

パヴェウ・ヒュレ『ヴァイゼル・ダヴィデク』井上暁子訳、松籟社

パヴェウ・ヒュレ『ヴァイゼル・ダヴィデク』(井上暁子訳、松籟社)を訳者の井上先生からご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 松籟社から刊行されている「東欧の想像力」の一冊ですね。 shoraisha.com 内容紹介 旱魃が続き、海が魚の死骸で埋め…

宮本文・桐山大介・小島尚人・千代田夏夫・ハーン小路恭子編著『Literature Ideas You Really Need to Know: From “Mimesis” to “Sexual Politics”/文学概念入門:〈ミメーシス〉から〈セクシュアル・ポリティクス〉まで』松柏社

宮本文・桐山大介・小島尚人・千代田夏夫・ハーン小路恭子編著 『Literature Ideas You Really Need to Know: From “Mimesis” to “Sexual Politics”/文学概念入門:〈ミメーシス〉から〈セクシュアル・ポリティクス〉まで』松柏社 宮本文先生・ハーン小路恭…

ミハイル・レールモントフ『現代の英雄』高橋知之訳、光文社古典新訳文庫

訳者の高橋知之さんからお恵みいただきました。どうもありがとうございます。 ミハイル・レールモントフ『現代の英雄』高橋知之訳、光文社古典新訳文庫 正直なところ、岩波文庫の中村訳がかなり古く(集英社の江川卓訳がすぐれていたが、やや入手が難しい)…

武田将明『デフォー『ペストの記憶』』NHK出版

武田将明先生からご著書をご恵投いただきました。まことにありがとうございます。 武田将明『デフォー『ペストの記憶』』NHK出版 NHKの番組「100分で名著」のテキストですね。 デフォー『ペストの記憶』自体も、武田先生が近年新訳を出されたばかりです。…

頭木弘樹『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』ちくま文庫

著者の頭木弘樹さんからご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 頭木弘樹『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』ちくま文庫 www.chikumashobo.co.jp なぜ落ちは笑えない? どうして話が途中で終わるのか、などなど。落語に関する素直な疑…

エルヴィン・ナギ『革命記念日に生まれて――子どもの目で見た日本、ソ連』野中進訳、東洋書店新社

訳者の野中先生からご訳書をいただきました。どうもありがとうございました。 エルヴィン・ナギ『革命記念日に生まれて――子どもの目で見た日本、ソ連』野中進訳、東洋書店新社 ソ連史の、リアル。モスクワに生まれ、日本で育ち、粛清で父を失う――時代に翻弄…

日本比較文学会東北支部編『問題としての「アメリカ」――比較文学・比較文化の視点から』晃洋書房

高橋由貴・伊藤豊先生からご恵投賜りました。どうもありがとうございます。 日本比較文学会東北支部編『問題としての「アメリカ」――比較文学・比較文化の視点から』晃洋書房 国も個人も時代も、影響を受けずにはいられない存在、アメリカ。近代日本文学・文…

頭木弘樹『食べることと出すこと』医学書院

頭木弘樹さんからご著書を恵投いただきました。 頭木弘樹『食べることと出すこと』医学書院 出版社の紹介から引用します。 「食べて出すだけ」の人生は……なんて素晴らしいのだろう! 「飢えから、栄養不足による飢えを引いたもの」を体験した人はあまりいない…

ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス

訳者の金子奈美さんからご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』金子奈美訳、新潮クレストブックス バスク語で創作する世界的な作家として著名な、ベルナルド・アチャガの550頁を超す大作です…