西尾宇宏先生より、共著をいただきました。どうもありがとうございます。
菅利恵編『ドイツ語圏のコスモポリタニズムーー「よそもの」たちの系譜』共和国
目次
はじめに――コスモポリタニズムと「よそもの」(菅利恵)
第1章 「永遠平和」への道――ヴィーラントとカント(菅利恵)
第2章 「詩的国家」と「世界共和国」――ロマン主義におけるコスモポリタニズム(高橋優)
第3章 「世界文学」の十九世紀――「多様性における統一」の理念をめぐって(西尾宇広)
第4章 十九世紀後半におけるコスモポリタニズムとフォンターネ『エフィ・ブリースト』(磯崎康太郎)
第5章 「我あるところドイツあり」――トーマス・マンのコスモポリタニズム(山室信高)
第6章 歴史への遡行、世界市民的介入――トレルチとブロッホ(吉田治代)
第7章 ハンナ・アーレントとコスモポリタニズム(渡名喜庸哲)
第8章 二十一世紀の越境する創作者たちが描く、もう一つのコスモポリタニズム――なまり、言い間違い、同音反復、そして翻訳(新本史斉)
おわりにかえて――ドーロホフの目(菅利恵)