訳すのは「私」ブログ

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佐藤元状・冨塚亮平編著『『ドライブ・マイ・カー』論』慶應義塾大学出版会

佐藤元状先生よりご共著書を頂戴しました。誠にありがとうございます。

 

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濱口監督のインタヴューも掲載されています。

 
『ドライブ・マイ・カー』論

目次

はじめに(佐藤元状)
『ドライブ・マイ・カー』のせいで気が狂いそうだ(D・A・ミラー)
『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む(斉藤綾子
インタビュー① 『ドライブ・マイ・カー』と広島(西﨑智子氏)
バザンへの回帰──『ドライブ・マイ・カー』における「ワーニャ伯父さん」(ロバート・チェン)
越境する赤いサーブ──濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』論(ファン・ギュンミン)
『ドライブ・マイ・カー』、あるいは悲しみと過ぎ去った世界について(メアリー・ウォン)
インタビュー② 『ドライブ・マイ・カー』と映画振興事業(文化庁参事官[芸術文化担当])
他者の声を聴け──『ドライブ・マイ・カー』における他者性の構築と受容(藤城孝輔)
世界の循環と生の反復──映画『ドライブ・マイ・カー』における水の主題系と音を伴う回転のモチーフ(伊藤弘了)
アダプテーションの終わりに向かって──濱口竜介の『寝ても覚めても』と『ドライブ・マイ・カー』における翻訳の始まり(佐藤元状)
見つめることと触れること──『ドライブ・マイ・カー』における抱擁(冨塚亮平)
インタビュー③論考への応答(濱口竜介監督)
おわりに(冨塚亮平)

 

 

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