訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年回顧

今年刊行した出版物は 1 ホイト・ロング『数の値打ちーーグローバル情報化時代に日本文学を読む』今井亮一・坪野圭介共訳、フィルムアート社 デジタル・ヒューマニティーズをはじめて本格的に日本近代文学に適用した研究の紹介です。 数の値打ち グローバル…

『ブルーノの問題』書評

アレクサンダル・ヘモン『ブルーノの問題』の書評を書いてくださったかたがた、どうもありがとうございます。 牧眞司 「語りの技巧を隠し味に、虚実が入り交じるスパイ物語」『SFマガジン』2024年2月号、158頁。 「少しシュールで乾いたユーモアの作品だ。意…

ジゼル・サピロ「文学作品はいかに国境を越えるのか(あるいは越えないのか)?--世界文学への社会学的アプローチ」MITIS Journal Vol.3 No.2 (2023), 31-46.

水野翻訳通訳研究所のジャーナルMITISに論文を訳しました。 ジゼル・サピロ「文学作品はいかに国境を越えるのか(あるいは越えないのか)?--世界文学への社会学的アプローチ」MITIS Journal Vol.3 No.2 (2023), 31-46. 以下のサイトから無料でDLで…

高田怜央『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)『KYOTO REMAINS』(写真・遠藤祐輔、paper company)

詩人・翻訳家の高田怜央さんがご著書をご恵投くださいました。どうもありがとうございます。 第一詩集の『SAPERE ROMANTIKA』 honnosiori.buyshop.jp こちらは日本語の詩とその訳である英語の詩が掲載されている構成で自己翻訳になっています。 写真家遠藤祐…