小澤裕之さんにご著書『理知のむこう ダニイル・ハルムスの手法と詩学』 をいただきました。どうもありがとうございました。
ハルムスの活動を意味をこえた「ザーウミ」として同時代の文学運動のなかでとらえなおすもので、勉強になりました。
ぱっとみではわかりづらいですが、造本が非常に凝った本です。
クリーム色のクロス装で、スピン(紐のしおり)が二色、二本ついています。
本書はそれだけで立派なモノグラフですので、
他人の「跋」は私だったらつけないかな、と思って読みました。
(145頁 アルカイムズ→アルカイズム?)