『ポー研究』第16号に拙稿「国語教科書とポー」が掲載されました。2023年に日本ポー協会でおこなった講演で、戦後の検定国語教科書に掲載されていたホーソーン、ポーの作品が、なぜ一時期は定番教材だったのかを論じています。
「国語教科書とポー」『ポー研究』第一六号、八五―一〇四頁。
3月に刊行した、同じアメリカ文学の国語教科書掲載作品をあつかったこちらの論文も併せてご一読ください。
https://waseda.repo.nii.ac.jp/records/2001602
上記講演と同じ問題意識で編まれた書籍です。とりあげている「大きな岩の顔」も読めます。
『教科書の中の世界文学 消えた作品・残った作品25選』(三省堂)