訳すのは「私」ブログ

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『数の値打ち』書評まとめ

ホイト・ロング『数の値打ち――グローバル情報化時代に日本文学を読む』(フィルムアート社)の書評をまとめておきます。

 

荒木優太さん「文学は数で読め。ホイト・ロング『数の値打ち』をズカズカに読む一人読書会」

 

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日本経済新聞』2023年10月14日 三中信宏先生

www.nikkei.com

産経新聞』10月22日 紹介

www.sankei.com

YouTubeチャンネル #哲学の劇場 170回

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吉川浩満さん『週刊文春』10/12号「私の読書日記」

「数量的分析がもたらす新たな知見のおかげで、文学作品の楽しみ方が大きく広がると考えることができる。数量的分析に懐疑的な人にこそ、本書を読んでもらいたい」

 

山本貴光さん『週刊読書人』2023年11月3日号

ここで示された試みは、近代日本文学に関心がある向きにはもちろんのこと、デジタルテキストの探り方を知りたい読者にもいくつもの手がかりを与えてくれるだろう。

 

砂原庸介先生『東洋経済オンライン』2023年12月

toyokeizai.net

新たな手法を取り入れ、分析の潜在能力を高めることは、理解を豊かにする。それを鮮やかに示す本書は、分野を超えて多くの人に読まれる価値を持つものだ。

 

吉良貴之先生『αシノドス』2023年12月号 318号

synodos.jp

 

文学作品のなかのさまざまな要素を「数える」ことによって、驚くほど豊かな、新たな読みの可能性が開かれていく。本書の試みは文学作品にとどまらず、あらゆる文章について「読む」ことの意味を問い直すインパクトを持っている