訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

書いたもの

<ロシア文学と恋愛>in『群像』

『群像』9月号の特集「文学と、たかが恋愛されど恋愛」のコーナー「世界文学と恋愛」の<ロシア文学と恋愛>というお題で文章を寄稿しています。群像 2012年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/07メディア: 雑誌 クリック: 10回この商品…

消えた作家 ドミトリイ・バーキンを追って

『ロシア文化通信 群 GUN』40号に「消えた作家 ドミトリイ・バーキンを追って」という文章を寄稿しました。 『ロシア文化通信 群 GUN』は、ロシア文学専門の出版社群像社が年二回、友の会の会員向けに発行している会報です。ドミトリイ・バーキンという作家…

ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋

論文「ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋」が、 『翻訳研究への招待』に掲載されました。 『翻訳研究への招待』はオンライン・ジャーナルなのでだれでも読むことができます。 1. 序 2.『オネーギン』翻訳への道 3.1. “litera…

日本文学のなかのナボコフ――誤解と誤訳の伝統

書いた論文が掲載されました。「日本文学のなかのナボコフ――誤解と誤訳の伝統」『文学』岩波書店、第13巻第4号、127-143頁、2012年7,8月号。文学 2012年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/07/28メディア: 雑誌 クリック: 21回この商品を…

特集✴辞書の世界

今号の『ユリイカ 特集✴辞書の世界』に小文を寄稿しました。ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の世界作者: 北原保雄,永江朗,三浦しをん,高山宏,小谷野敦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/02/27メディア: ムック購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブロ…

『ロシア文化の方舟−−ソ連崩壊から二〇年』

ロシア文化の方舟―ソ連崩壊から二〇年作者: 野中進,ヴァレリーグレチュコ,井上まどか,三浦清美出版社/メーカー: 東洋書店発売日: 2011/12メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (3件) を見る小文「もうひとつの「ロシア文学」―ロシア系移民作…

研究社論集

『読みなおすナボコフ、書きなおすナボコフ』ですが、拙稿は棚に上げるとして、ひとつの読みどころは海外からの寄稿者(ボイド、クチュリエ、デュランタイ、パイファー、ウッド、マリコヴァ)ではないかと。これだけ世界のナボコフ研究が日本語でまとまった…

『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』

書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ Revising Nabokov Revising作者: 若島正,沼野充義出版社/メーカー: 研究社発売日: 2011/05/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (7件) を見る若島正・沼野充義編『書きなおすナボコフ、…

「訳すのは『私』」症候群

新潮 2011年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05/07メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る今日発売の『新潮』6月号の「新潮」のコーナーで 「「訳すのは『私』」症候群」という小文を書きました。自己翻訳につい…

『訳すのは「私」』関連論文

土曜日はあやうく新宿の路上の露と散るところでした。。。 『ナボコフ 訳すのは「私」−−自己翻訳がひらくテクスト』が出たのはいいのですが、内容説明だけではいまいちわからない、ということがあると思います。 そこで試し読みではないですが、著者の関連論…

『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』(詳細目次)

ナボコフ 訳すのは「私」―自己翻訳がひらくテクスト作者: 秋草俊一郎出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2011/02/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (9件) を見る詳細な目次(章だけでなく節もふくめた)は以下のように…