書いたもの
東京大学出版会のPR誌『UP』で1年間にわたって隔月連載をさせていただいた「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」完結記念ということで、まとめてみました。 「21世紀 世界文学カノンのゆくえ① はじめに『ハーヴァード・クラシックス』ありき」『UP』2014…
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。「21世紀 世界文学カノンのゆくえ⑥ 世界文学カノンはどこからきてどこにいくのか」『UP』2015年4月号、24−33頁。隔月連載「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」の第6回目にして最終回になります。…
以前、書いた論文がJAITSのサイトからフリーでダウンロードできるようになりました。 前に書いた論文の紹介はこちら。 「自己翻訳者の不可視性――その多様な問題」『通訳翻訳研究』12号、2012年、155−174頁。 http://d.hatena.ne.jp/yakusunohawatashi/2…
論文が掲載されました。 "Revisiting Nabokov's The Defense as a Moral Game: What Made Luzhin Commit Suicide?" Nabokov Online Journal, Vol.8 2015 注1から抜粋。 This paper has been translated and thoroughly revised by the author; an earlier J…
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。 「21世紀 世界文学カノンのゆくえ⑤ 全集から部分集合へ」『UP』2015年2月号、41−48頁。 隔月連載「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」の第5回目になります。『UP』は大学の生協などで配布さ…
投稿した記事が掲載されました。 “Notes on Nabokov's “Notes on my Father”,” The Nabokovian. The Vladimir Nabokov Society. Number 73. 2014. p. 46. The NabokovianはThe Vladimir Nabokov Societyの機関紙で、年二回刊行されています。 この雑誌につい…
投稿した論文が掲載されました。 「カノンをはかる――「世界文学全集」に見る各国別文学の受容の移り変わり」『世界文学』120号、2014年、65−76頁。 1927年から2011年まで、『世界文学全集』30種、1629冊の国(言語)別にわりあてられたページ数を計算し、シ…
多言語発信サイト「nippon.com」にエッセイ?コラム?を寄稿しました。 二回目になります。 「ロシア文学翻訳の現在 古典新訳からソローキンまで」 「ドストエフスキーはドラクエIIIだった!?」という内容になっております。 [asin:4102010106:detail]
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。「21世紀 世界文学カノンのゆくえ④ 「世界文学」になる方法」『UP』2014年12月号、37−44頁。隔月連載「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」の第4回目になります。 『UP』は大学の生協などで配…
多言語発信サイト「nippon.com」にエッセイを寄稿しました。「亡命と移民の現代」しばらくの間、三か月に一度ほどの頻度で文章が掲載されるはずです。 赤露の人質日記 (中公文庫 M 38)作者: エリセーエフ出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1976/11/10メデ…
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。「21世紀 世界文学カノンのゆくえ③ 新しい「世界文学」のヒロイン」『UP』2014年10月号、28−37頁。隔月連載「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」の第3回目になります。 『UP』は大学の生協な…
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。「21世紀 世界文学カノンのゆくえ② 「世界文学」はどれぐらい日本文学なのか?」『UP』2014年8月号、32−40頁。隔月連載「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」の第2回目になります。 「「世界文学…
東京大学出版会の発行する雑誌『UP』に文章を寄稿しました。 「21世紀 世界文学カノンのゆくえ① はじめに『ハーヴァード・クラシックス』ありき」『UP』2014年6月号、20−27頁。 「21世紀 世界文学カノンのゆくえ」という連載の第一回目になります。 隔月…
ボストンでは初めて本格的な積雪がありました。 The Nabokovianの71号に “I could never resist the temptation to scribble on sheets of hotel paper”: Where did Nabokov Spend the Night on 19th September 1952? というごく短い文章を寄稿しました。 内…
2013年9月6日発売の『早稲田文学』6号に寄稿しました。 「「レキシントンの幽霊」異聞」、『早稲田文学』6号、467-477頁。 早稲田文学6 通常版作者: 青沼静哉,仙田学,間宮緑,多和田葉子,オルガ・トカルチュク,ニコール・クラウス,ドン・デリーロ,千野帽子,朝…
『群像』7月号に、「世界文学に抗して 一滞在者が見たボストン爆破事件」という文章を載せていただきました。 題名のとおり、4月にボストンで起こった爆破事件についての文章になっています。 群像 2013年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013…
日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センターが発行しているニューズレターの 在米研究者へのインタヴュー(INTERVIEW WITH JSPS FELLOW IN THE U.S)に答えました(英文)。 このニューズレター自体、存在を知らず、たまたま流れてきただけのようですが…
書いた論文が掲載されました。 「自己翻訳者の不可視性――その多様な問題」『通訳翻訳研究』12号、2012年、155−174頁。 内容は、20世紀の作家を何人かとりあげ、その自己翻訳の実態についておもに外面的に論じたものになっています。このブログの過去記事の内…
書いた論文が掲載されました。「ロシア系<世界文学>の出発――亡命文学、ユダヤ文学、各国語文学を超えて――」『比較文學研究』97号、45-60. 『比較文學研究』は(一部)書店でも取り扱っている雑誌です。 興味がある方はご一読ください。 比較文學研究〈97〉…
『群像』9月号の特集「文学と、たかが恋愛されど恋愛」のコーナー「世界文学と恋愛」の<ロシア文学と恋愛>というお題で文章を寄稿しています。群像 2012年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/07メディア: 雑誌 クリック: 10回この商品…
『ロシア文化通信 群 GUN』40号に「消えた作家 ドミトリイ・バーキンを追って」という文章を寄稿しました。 『ロシア文化通信 群 GUN』は、ロシア文学専門の出版社群像社が年二回、友の会の会員向けに発行している会報です。ドミトリイ・バーキンという作家…
論文「ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋」が、 『翻訳研究への招待』に掲載されました。 『翻訳研究への招待』はオンライン・ジャーナルなのでだれでも読むことができます。 1. 序 2.『オネーギン』翻訳への道 3.1. “litera…
書いた論文が掲載されました。「日本文学のなかのナボコフ――誤解と誤訳の伝統」『文学』岩波書店、第13巻第4号、127-143頁、2012年7,8月号。文学 2012年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/07/28メディア: 雑誌 クリック: 21回この商品を…
今号の『ユリイカ 特集✴辞書の世界』に小文を寄稿しました。ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の世界作者: 北原保雄,永江朗,三浦しをん,高山宏,小谷野敦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/02/27メディア: ムック購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブロ…
ロシア文化の方舟―ソ連崩壊から二〇年作者: 野中進,ヴァレリーグレチュコ,井上まどか,三浦清美出版社/メーカー: 東洋書店発売日: 2011/12メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (3件) を見る小文「もうひとつの「ロシア文学」―ロシア系移民作…
『読みなおすナボコフ、書きなおすナボコフ』ですが、拙稿は棚に上げるとして、ひとつの読みどころは海外からの寄稿者(ボイド、クチュリエ、デュランタイ、パイファー、ウッド、マリコヴァ)ではないかと。これだけ世界のナボコフ研究が日本語でまとまった…
書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ Revising Nabokov Revising作者: 若島正,沼野充義出版社/メーカー: 研究社発売日: 2011/05/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (7件) を見る若島正・沼野充義編『書きなおすナボコフ、…
新潮 2011年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05/07メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る今日発売の『新潮』6月号の「新潮」のコーナーで 「「訳すのは『私』」症候群」という小文を書きました。自己翻訳につい…
土曜日はあやうく新宿の路上の露と散るところでした。。。 『ナボコフ 訳すのは「私」−−自己翻訳がひらくテクスト』が出たのはいいのですが、内容説明だけではいまいちわからない、ということがあると思います。 そこで試し読みではないですが、著者の関連論…
ナボコフ 訳すのは「私」―自己翻訳がひらくテクスト作者: 秋草俊一郎出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2011/02/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (9件) を見る詳細な目次(章だけでなく節もふくめた)は以下のように…