書いたもの
なんとなく思いついたので10年前に書いたエッセイを載せてみます。(『Pink』第3号(2011年8月刊)に掲載)
シギズムンド・クルジジャノフスキイ『未来の回想』(松籟社)の「訳者あとがき」が、アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』のプロモーションの一環として公開されました。 よろしければご覧ください。 note.c https://amzn.to/3zoijDz
来週にも刊行されるアレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』(松籟社)の「訳者あとがき」が「松籟社note」で公開されました。 note.com 私の人生の本〈東欧の想像力エクストラ1〉 | 松籟社 SHORAISHA
以下の本の書評を書きました。 「坪井秀人・瀧井一博・白石恵理・小田龍哉編『越境する歴史学と世界文学』(臨川書店、二〇二〇年)」『比較文学』第63巻、2021年、157ー159頁。
刊行中の読売新聞文化部「本よみうり堂」編『キリンが小説を読んだら――サバンナからはじめる現代文学60』(書肆侃侃房)に寄稿しています。 私が担当したのは長嶋有『ジャージの二人』、町田康『夫婦茶碗』、筒井康隆『朝のガスパール』、宮本輝『骸骨ビルの…
先日、忘日舎さんでおこなった対談「阿部大樹×秋草俊一郎 翻訳から3歩はなれて」が明石書店のサイト「Web あかし」で公開されました。 <前編> webmedia.akashi.co.jp <後編> webmedia.akashi.co.jp
『群像』2021年2月号に「拡張される自意識のための「世界」――「世界文学」とアメリカ」を寄稿しました。 「拡張される自意識のための「世界」――「世界文学」とアメリカ」『群像』2021年2月号、282-290頁。 機会があればお読みください。 gunzo.kodansha.co.…
『読売新聞』(11月8日)に『ロリータ』の書評を書きました。 新しくはじまった[文庫×世界文学 名著60]というシリーズの一冊です。 www.yomiuri.co.jp
意外で意義深い、ノーベル文学賞 米国の詩人、しかも女性、びっくり/商業的な小説家の受賞、多かったが 意外で意義深い、ノーベル文学賞 米国の詩人、しかも女性、びっくり/商業的な小説家の受賞、多かったが 「意外で意義深い、ノーベル文学賞 米国の詩人…
『三田文学』二〇二〇年秋季号で座談会「「世界文学」の現在」に呼んでいただきました(ほか参加者:小倉孝誠先生、巽孝之先生、司会:粂川麻里生先生)。 テーマについて、自分の本についてしゃべらせていただいております。お声がけ、どうもありがとうござ…
書評を書かせていただく機会が増えてきたこともあり、 一度いままで書いたものをこのエントリにまとめておきます(随時追加します)。 「David Damrosch, What Is World Literature? Princeton, New Jersey, Princeton UP, 2003, 324pp+xiii」『Slavistika』…
論文を寄稿しました。 「ソ連より愛をこめて――冷戦期日本における文化交流とソフトパワー」『れにくさ』10巻1号、28 - 41頁、2020年4月 今回の『れにくさ』は沼野充義退職記念号で、二巻本です。 私の論文はこんな感じです。 いずれ電子化されて誰でも見れる…
著書『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)が刊行されました。 www.utp.or.jp 日本の「世界文学全集」から・・・ アメリカの大学で使用されている最新の「世界文学アンソロジー」から… 百年前、ソヴィエト・ロシアで刊行されていた「…
『「世界文学」はつくられる――1827-2020』(東京大学出版会)の見本ができてきました。
『日本経済新聞』5月23日に書評を寄稿しました。 コーリー・スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』鴻巣友季子・竹内要江・木下眞穂・ラッシャー貴子・手嶋由美子・井口富美子訳、左右社 www.nikkei.com
三冊目の単著の刊行が来月に迫りました。 『「世界文学」はつくられる――1827-2020』東京大学出版会 www.utp.or.jp 本ブログでも随時内容を告知していきます。 よろしくお願いいたします。
学会誌『通訳翻訳研究』19号(2019年)に、 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」を書きました。 「日本通訳翻訳学会関東支部第53回例会報告」『通訳翻訳研究』19号、2019年、177-179頁。 以下の例会の報告になります。 yakusunohawatashi.hatenablo…
今年書かせてもらった書評をまとめました。 大半が『読売新聞』「[現代×文芸 名著60]」で書いたものになります。 ・宮本輝『骸骨ビルの庭 上・下』講談社文庫 『読売新聞』5月9日 ・鴻巣友希子『謎解き『風と共に去りぬ』』新潮選書 『静岡新聞』5月26日…
沼野充義・望月哲男・池田嘉郎編『ロシア文化事典』(丸善出版)に記事を寄稿しました。 寄稿したのは二本。 ・「ロシア人と外国語」318頁 ・「ナボコフ」390-391頁 高い本ですが、手にとる機会があればぜひ。 (正誤表) 318頁 『ロリータ』(1995)→『ロ…
時事通信社をつうじて配信した書評をまとめておきます。 ベン・ブラット『数字が明かす小説の秘密――スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』坪野圭介訳、DU BOOKS、2018年。 『北日本新聞』二〇一八年八月一二日ほか (ここの版元は相当い…
拙論が掲載されました。 「日本人はナボコフをどう読んできたか――『ロリータ』を中心に」『言語文化』36号、2019年、3-22頁。 拙著『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』(慶應義塾大学出版会)の第五章で論じたナボコフの日本での受容を、もう一度…
日本ナボコフ協会の会誌『KRUG』の11号に、書評を寄稿しました。 [書評]Duncan White, Nabokov and His Books: Between Late Modernism and the Literary Marketplace 『Krug』11号、2018年、85-88頁。 ダンカン・ホワイトの本は、拙著と扱っているテ…
『比較文学』誌のバックナンバーのウェブ公開にしたがって、 過去に書いた論文や書評がJ-STAGEで読めるようになっています(随時追加されます)。 詳細検索結果 紀要は原則的に電子公開されていますが、ほかにも『通訳翻訳学会』や『ロシア語ロシア文学研究…
『新潮』7月号に寄稿しました。 「ナボコフの「あやまち」」『新潮』2018年7月号、194―195頁。 一般に愛妻家として知られナボコフが、 1937年のパリで嵌まり込んだ生涯ただ一度の「あやまち」、 イリーナ・グアダニーニとの不倫と、その後の顛末について書い…
『UP』6月号に寄稿しました。 「世界文学の「発明」、マディソン、一九五〇年――佐伯彰一の見た「世界文学」(下)」『UP』47巻6号、2018年6月、6-13頁。 『UP』5月号に書いた 「「中西部のある大学」――佐伯彰一の見た「世界文学」(上)」の完結編になります…
拙著『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』が刊行されました。 前著『訳すのは「私」』が出てから7年以上もかかってしまいました。 しかし、その分そのあいだの研究の変化を可能なかぎりおさめることができました。 yakusunohawatashi.hatenablog.com…
2013年3月3-4日に開催された国際研究集会「グローバル化時代の世界文学と日本文学——新たなカノンを求めて」の プロシーディングスが刊行されました。 Shun'ichiro AKIKUSA, "Nabokov' Hidden Connection with Japanese Literature: Or, What is Literary "B…
東京大学出版会のPR誌『UP』5月号に寄稿しました。 「「中西部のある大学」――佐伯彰一の見た「世界文学」(上)」『UP』5月号、33-40頁。 二か月連続掲載の一回目になります。 今回のテーマは佐伯彰一の「反世界文学」思想と、北米の「世界文学」教育です。…
慶応義塾大学出版会から刊行予定の『アメリカのナボコフ――描きかえられた自画像』の校正が終わり、発売日も5月18日に決まりましたので(amazonだと19日)、節までふくめた詳細な目次をあげておきます。 序 章 ナボコフと読者たち 1 ナボコフ、アメリカ…
時事通信社を通じて書評を寄稿しました。 ジョン・ネイスン『ニッポン放浪記』前沢浩子訳、岩波書店 (『河北新報』2018年1月21日号 に掲載されたようです。) 著者は日本文学研究者・翻訳家として知られ、三島由紀夫の評伝の著者でもあります。 それだけで…