訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2023年展望

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年のふりかえりは昨日のエントリを見てください。

 

 2023年の刊行予定をアップしておきます。

 

・(翻訳)ウラジーミル・ナボコフ『ヴェーラへの手紙』(白水社)年内

 

ナボコフが妻ヴェーラにあてた五十年分の、三百通以上の手紙。完訳になります。

手元の訳稿1400枚超。今年こそは出ると思います(?回目)。

 

・(共訳)ホイト・ロング『数の値打ち――グローバル情報化時代に日本文学を読む(仮)』(フィルムアート社)

 

最先端のデジタル・ヒューマニティーズを日本文学の読解に適用した研究書です。秋から年末ぐらいか。

 

・(共訳)アレクサンダル・ヘモン『ブルーノの問題』(書肆侃侃房)年末

アレクサンダル・ヘモンの第一短編集が書肆侃侃房さんから。共訳者は超大物ミスターX。

 

2023年は、このあたりが出ていくはずです。ほかにも進行中の企画がいくつか(自分の中でも)。よろしくお願いいたします。