訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

コンピュータは小説を書いているか?

記事を寄稿しました。 「コンピュータは小説を書いているか?」『すばる』 2017年6月号、168-176 頁。 先月に続いての登場になりました。 コンピュータが書いたとされる小説について書いています。 いちおうメインは『真実の愛.wrt--申し分ない小説』とい…

青地伯水『文学と政治――近現代ドイツの想像力』松籟社

川島隆さんから共著書をご恵投いただきました。 川島さんは「「革命なんかに入らなければよかった!」-―ヨハンナ・シュピーリ後期作品に見る労働運動のモチーフ」という章をお書きになられています。 2014年10月に京都府立大学でおこなわれた日本独文学会秋…

2017年度日本ナボコフ協会大会のお知らせ

2017年度日本ナボコフ協会大会のお知らせ 今年度は駒澤大学で5月6日(土)におこなわれます。 詳細は下記リンクで。 The Nabokov Society of Japan 現在、京都大学に客員教授として滞在中のブライアン・ボイド先生による講演が目玉の大会ですね。 私も「ナボ…

沼野充義『つまり、読書は冒険だ 対話で学ぶ<世界文学>連続講義』光文社

沼野充義先生から著書をご恵投いただきました。 1巻からつづいていたこのシリーズも完結、とのこと。 (編集の今野哲男さんも)おめでとうございます&お疲れさまでした。

「「世界文学」を編む」『すばる』2017年5月号

集英社の文芸誌『すばる』5月号に「「世界文学」を編む」というエッセイを寄稿させていただきました。 現在編集中の仕事についてちょっと書きました。

頭木弘樹『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』春秋社

頭木弘樹さんよりご著書を恵投いただきました。 これぐらいの距離感で、外国の作家を紹介する本がもっとでると 専門書への橋渡しになっていいのですが(たとえばナボコフでも)。 頭木さん、まことにありがとうございました。

竹野一雄『キリスト教弁証家C・S・ルイスの遺産』かんよう出版

竹野先生より、ご高著をご恵投いただきました。 竹野一雄『キリスト教弁証家C・S・ルイスの遺産』かんよう出版 竹野先生、まことにありがとうございました。

シンポジウム「複数の言語、複数の文学──やわらかく拡がる創作と批評」

3月12日(日)にシンポジウムにパネリストとして登壇します。入場無料、予約不要です。 シンポジウム「複数の言語、複数の文学──やわらかく拡がる創作と批評」 日時 3月12日(日) 15時―17時 (会場14時半) 場所 東大駒場キャンパス18号館ホール 司会 都甲…

遠読以後――デジタルヒューマニティーズと文学研究

久しぶりに『UP』に寄稿させていただきました。 「遠読以後――デジタルヒューマニティーズと文学研究」『UP』2017年2月号、12―19頁。 『遠読』を出版して以降、聞かれることも あったDHについて、 「その後どうなっているのか?」という観点から、 比較…

2016年回顧・2017年展望

あまりこういうのやると「自己宣伝がひどい」と言われますが… (実際、本当に活躍している学者はふりかえる暇もなく業績を出しつづけていますし、必然的に自分の業績をいちいち数えたりしないものでしょう。しかし、そんな数少ないすぐれた学者でも、さまざ…

レイナルド・アレナス『襲撃』山辺弦訳、水声社

訳者の山辺弦さんから訳書をご恵投いただきました。 どうもありがとうございます。 本書はシリーズ「フィクションのエル・ドラード」の一冊として刊行されているようです。水声社のページで今後のラインアップも見ることができます。 blog 水声社 » Blog Arc…

文化翻訳入門-日本と世界の文化コミュニケーション-

「JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)」というオンライン講座で一部授業を担当しています。 gaccoのウェブサイト上から見ることができるようです。 lms.gacco.org 「文化翻訳」をテーマにした複数の教員によるオムニバス講義(一回15分程度)…

北米における「世界文学」教育研究史@ゲーテ自然科学の集い2016/12/4

*終了しました。ありがとうございました。 ゲーテ自然科学の集い 12月東京研究会のお知らせ 皆さま、お待たせしてしまいましたが、12月4日(日)の東京研究会のプログラムが確定しましたので、ぜひお越しください。 今回も特別ゲスト・スピーカーとして、…

ナボコフとエリオット――「ゲーム」から「モラル」へ、「歴史」から「伝記」へ

論文が刊行されました。 「ナボコフとエリオット――「ゲーム」から「モラル」へ、「歴史」から「伝記」へ」『T.S. Eliot Review』27号、2016年、52-68頁。 去年の11月に、日本T.S.エリオット協会で発表させていただいたことをまとめたものです。 yakusunohawa…

Nabokov@New York City10 304 West 75 Street

新しくわかったNYCでの滞在先を記しておきます。 亡命ロシア人で、編集者・ビジネスマンのロマン・グリンベルグのアパートにたびたび滞在していたようです。名前からしてユダヤ系でしょうね。 ロマン・グリンベルグ(1893-1970)がナボコフと知り合った…

日本ナボコフ協会秋の研究会のお知らせ

日本ナボコフ協会秋の研究会が、2016年11月12日(土)、南山大学名古屋キャンパスにておこなわれます。 The Nabokov Society of Japan 今回は研究発表1本、特別講演1本がおこなわれるようです。 (残念ながら、講演とかぶってしまい私は出席できませんが…)

Nabokov@New York City9 American Museum of Natural History

3年ぶりぐらいのシリーズです。 1940年代、ケンブリッジ・ボストン近郊に住んで、蝶についての調査をMCZで始めていたころのナボコフが、たびたび訪問したのがニューヨークのAmerican Museum of Natural History(アメリカ自然史博物館)です。 77番街―81…

講演「北米における「世界文学」教育と日本文学の関係」@北海学園大学2016/11/12

きたる11月12日、日本比較文学会北海道大会にて、「北米における「世界文学」教育と日本文学の関係」と題した講演をおこなわせていただきます。 (内容は要旨と多少変更される予定あります) d.hatena.ne.jp よろしくお願いいたします。 先日の「術語として…

「術語としての「世界文学」――1895-2016――」『文学』2016年9・10月号

岩波書店『文学』の最新号に「術語としての「世界文学」--1895-2016--」という論文を寄稿しました。 「世界文学」というこの何気なく使っている言葉が、どのように入ってきて、時代時代の文脈に合わせて使われてきたのかを追った文章になっております。…

【インタビュー】「〈文学〉は情報化を欲望する―― デジタル・ヒューマニティーズの可能性」

「宇野常寛とPLANETS編集部」 からインタヴューをうけました。 有料になりますが、noteか、ニコニコチャンネルのブロマガのサービスから読めるようです。(さわりのみ無料で読めます) ch.nicovideo.jp note.mu 本の内容や、本が書かれた経緯についてかみく…

ナボコフの値段⑦:その他編

さて、いままで書簡・原稿・レア本など見てきましたが、そのほかにもオークションにはいろいろ変なものがでています。締めくくりに、そういったヘンテコな出品を見てみましょう。ちなみに、ここであげたのはすべて前回のクリスティーズ・オークションの出品…

ナボコフの値段⑥:レア本編④

つづきです。 前回紹介したタヤンのオークションは、ナボコフ関係の二回目にして最後の大規模 オークションとうたわれていました。 しかし、その6年後、2011年6月13日に、クリスティーズの "Fine Printed Books and Manuscripts"でナボコフ関係の大量出品が…

ナボコフの値段⑤:レア本編③

前回からだいぶあいてしまいました。 さらにつづきです。 1999年のホロヴィッツによるカタログによる販売のあと、もっとも大規模な販売が、タヤンがとりしきった、ジュネーヴのホテル・デス・ベルゲスでおこなわれたオークションです。 ここに出展されている…

チャールズ・M・シュルツ、谷川俊太郎、今井亮一、井出幸亮『スヌーピーのひみつ A to Z』新潮社

今井亮一さんから訳書をご恵投いただきました。 『スヌーピーのひみつ A to Z』――書名どおり、スヌーピーにまつわるすべてを AからZまで項目別に編集したものになっています。 漫画だけでなく、写真・図版多数の楽しい本です。 今井さん、どうもありがとう…

沼野充義編、高橋知之編集協力『ドストエフスキー ポケットマスターピース10』集英社文庫ヘリテージシリーズ

高橋知之さんから共訳書をいただきました。 沼野充義編、高橋知之編集協力『ドストエフスキー ポケットマスターピース10』集英社文庫ヘリテージシリーズ 「四大長編の読みどころ」から、詳細な解題や文献一覧、年譜までついていますので、 初心者から専門家…

フランコ・モレッティ『遠読――<世界文学システム>への挑戦』みすず書房⑧:書評まとめ

ありがたいことに、モレッティ『遠読』の書評をいくつかいただいております。 ほかにも発見次第、このエントリに随時追加していきます。 7月10日 円城塔さん書評(『朝日新聞』) モレッティは本書を、文学の変化とは隣の地域へと新たな形式が広がっていく「…

『ナボコフの塊ーーエッセイ集1921-1975』作品社⑧:正誤表

『ナボコフの塊――エッセイ集1921―1975』のほうも、正誤表をあげておきます。 (まちがいが見つかり次第、順次更新します。) 401頁 誤「自らが新種を認定した蝶」→正「自らが新亜種として認定した蝶」 401頁 誤「なお、この蝶は、現在はNab(ナボコフ)では…

野中進・籾内裕子・沼野恭子編『世界のなかの日本文学―ー旧ソ連諸国の文学教育から』

野中進先生より、編著をご恵贈いただきました。どうもありがとうございました。 野中進・籾内裕子・沼野恭子編『世界のなかの日本文学――旧ソ連諸国の文学教育から』(埼玉大学教養学部 リベラルアーツ叢書8)埼玉大学教養学部・人文社会科学研究科、2016年 …

(エッセイ)「どっちが勝つ?」

エッセイを寄稿しました。 「どっちが勝つ?」『文學界』2016年8月号、268-269頁。 とくにナボコフも世界文学も関係ない、普通のエッセイです。 「エセー(随想録)」のコーナーですが、とくに高尚な思想はなく、字義通りのエッセイですね……。 訳書二冊刊行…

『ナボコフの塊ーーエッセイ集1921-1975』作品社⑦:刊行になりました。

編訳した『ナボコフの塊――エッセイ集1921―1975』が本日刊行になりました。 よろしくお願いいたします。 <本商品の特徴> ・日本語完全オリジナル編集 ・ロシア語・英語・フランス語のエッセイをすべて原語より翻訳 ・全39編(ロシア語19編、英語19編、仏語1…