だいたい各媒体「2011年の収穫」のような特集がでそろったようですので私が目にした範囲でまとめておきます。
紹介者・書評者の方々に深くお礼を申しあげます(見落としなどご容赦ください)。
毎年恒例の月刊『みずず』の読書アンケート特集で、ダムロッシュ『世界文学とは何か?』を栩木伸明氏・野谷文昭氏がとりあげてくださっています。
「上半期の収穫」になりますが、『読書人』2011年7月22日号では森村進氏がやはり同書をとりあげてくださっています。
以前長い書評を書いてくださった鴻巣氏・松永氏も、毎日新聞・朝日新聞で今年の三冊に『世界文学とは何か?』をあげてくださっています。
『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』は、『読書人』2011年12月23日号「二〇一一年回顧総特集」にて英米文学欄の木下卓氏、ロシア文学欄の貝澤哉氏の双方にとりあげられています。
また、『英語年鑑<2012年版>』でもアメリカ文学小説研究部門の回顧で別府恵子氏が、『訳すのは「私」』を比較的大きくとりあげてくださっています。
長谷見一雄氏には「東大教師が新入生にすすめる本」としてあげていただきました(東京大学出版会「UP」4月号特集より)。
上記二冊はブログなどでも2011年の収穫としてあげてくださる方がいて、ありがたかったです。
BSの『週刊ブックレヴュー』(2011年12月24日放送)では、作家の藤沢周氏が『ナボコフ全短篇』を「今年のおすすめ本」としてとりあげてくださいました。
2011年12月24日号の『図書新聞』の’11年下半期アンケートでも同氏の「もう誰にも渡す物か、この華麗かつ緻密かつ官能的世界を」という言葉がありました。
(このエントリは随時追加します)
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