訳者の中村先生よりご恵投賜りました。どうもありがとうございます。
ユダヤ系作家、イサーク・バーベリの代表作の待望の新訳ですね。
第一次大戦後のソヴィエト-ポーランド戦争。オデッサ出身のユダヤ系作家イサーク・バーベリは自らの文学の題材を見出すために、この戦争に従軍するが……。
戦争の過酷な現実を描写する散文と、生の豊穣な本質を顕現させる詩との境界線上で、危うい均衡を保ちながら奇跡的に成立したバーベリの傑作が、新訳で蘇る。
今回、訳文が一新されたのはもちろんですが、訳者解説が非常に充実した一冊になっています。
なお、一部の作品を以下のアンソロジーに先行収録させてもらいました。
バーベリ×中村訳だとこちらも。
私も過去に一編訳しました。