今福龍太氏による書評が6月13日の読売新聞にでていました。ありがとうございます。
朝日新聞と同じ『ローラのオリジナル』とあわせての書評で、六章「訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』――樹影譚としての翻訳論」に注目したという点も少し似ていますね。ただ、山形評がナボコフ読者としての観点から書かれていたのに対し、今福評は「亡命性」や多言語性を評価するよりアカデミックな立場から書かれている点は違いますね。
いくつか感想を検索してみると、六章はわりと言及が多い章ですね。たとえばこちらの評でも触れられていました(こちらもありがとうございます)。