訳すのは「私」ブログ

書いたもの、訳したもの、いただいたものなど(ときどき記事)

2017年回顧

2017年は力を溜める一年でした。

自分の仕事で印象深かったものを三つ、あげておきます。

 

1 "Nabokov and Hearn: Where the Transatlantic Imagination Meets the Transpacific Imagination" 

yakusunohawatashi.hatenablog.com

五年越しの論文がようやく刊行されました。

 

2 「ヴェラへの手紙」抄訳

yakusunohawatashi.hatenablog.com

『すばる』さんにお世話になった一年でした。

 

3 「遠読以後――デジタルヒューマニティーズと文学研究」

yakusunohawatashi.hatenablog.com

短いですが、『UP』にも寄稿できました。

 

来年の刊行予定は明日アップしようと思います。

みなさん、よいお年をお迎えください。

 

なお、今年出た・読んだ本で三つあげるなら――(ペイしなそうな人文書・研究書の翻訳から選んでみました)。

 

・ 張隆溪『アレゴレシス―東洋と西洋の文学と文学理論の翻訳可能性』鈴木章能、鳥飼真人訳、水声社(※2016年12月刊行)

 

・ジゼル・サピロ『文学社会学とはなにか』鈴木智之、松下優一訳、世界思想社
 
・ウィリアム・マガイアー『ボーリンゲン:過去を集める冒険』高山宏訳、白水社
 

・(次点)ジェイムズ・キャントン 『世界文学大図鑑』越前敏弥訳、三省堂